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食品大手のモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)が現地時間の11月1日に第3四半期決算を発表しました。
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
売上は、前年同期比で販売数量の増加、そして特に値上げ(+11.9%)により全地域で増収を達成し既存事業売上が15.7%の増収、全体では16.3%増となりました。
そして利益ですが1株利益は、前年同期比で84.6%の増益となっていますが、その主な理由は前期における買収関連費用計上等によるものであり、特殊要因を除いた調整後1株利益は、以下のとおり前年同期の0.72ドルに対して0.82ドルと13.9%の増益となっています。
次にアナリスト予想との比較ですが、以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回りました。
最後に注目の2023年通期予想ですが、調整後売上は前回予想の12%以上の増収から14%~15%の増収、そして調整後1株利益は12%以上の増益から約16%の増益へとそれぞれ実質上方修正しています。
以上、値上げにもかかわらず販売数量が増加、あらためてモンデリーズ製品に対する需要の強さが認識された決算となりました。
ということで、
売上○、利益○、予想〇 = (もちろん)ホールド
です。
(ドル高やインフレの影響を強く受ける銘柄への投資に当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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