決算発表

ゼネラル・ミルズの第1四半期決算 注目すべきはアナリスト予想を上回った売上、利益ではなく、、、

食品大手のゼネラル・ミルズ(GIS)が現地時間の9月23日、第1四半期決算を発表しました。(ゼネラル・ミルズの決算期は5月末。)

その概要は以下のとおり。

売上は新型コロナ流行による自宅での食事需要の増加で前年同月比で9%の増収と引き続き好調。

そして1株利益(潜在株式調整後)、特殊要因を除いた調整後1株利益も売上の増加、マージンの改善等によりそれぞれ21%、27%の増益と好調でした。

また、売上、利益ともにアナリスト予想(FactSetコンセンサス)を上回っています。

以上、コロナという追い風を受けたとは言え素晴らしい決算。

実は当方が今回の決算で注目したのは上記PLの数字ではありません。

それはこちらの数字。

そう、配当(増配率)。

ゼネラル・ミルズは2018年に成長著しい自然食ペットフード大手、シェアトップだったブルー・バッファロー・ペット・プロダクツを買収。

その結果借入が大きく膨らんだ。

そしてこの買収によって借入の返済を優先することとなり、2018年以降増配していない状況となっていた。

ただ2019年以降、その負債残高は着実に減少を続けていた。

そしてついに今回の決算発表時、これまでの1株当たり0.49ドルから0.51ドルへと4%の増配を発表した。

そう、久しぶりに増配が復活した。

もちろん今回の増配は新型コロナ流行によるstay-at-homeという追い風があったことは確か。

ただインカムゲイン投資家としてやはり重要視するのは増配。

その意味で、この銘柄が表舞台に戻って来た、と思っています。

(販売する商品(ハーゲンダッツ)が好き! という理由のみでの投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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