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通信大手のAT&T(T)が現地時間の10月22日に第3四半期決算を発表しました。
まず決算概要は以下のとおり。
売上は新型コロナの大流行で国内映画館の閉鎖継続があったこと等によるメディア事業の落ち込み等で前年同期比で5%の減収。
また期待の動画配信サービス、HBO Maxの加入者はHBOと合わせ170万件の増加と小幅な増加となっています。
また利益の方も特殊要因を除いたいわゆるNON-GAAPベースでも会計基準ベース同様以下のとおり二ケタ減益に終わっています。
しかし発表当日の株価はなんと約6%もの上昇となりました。
その理由がこちら。
まず1株利益はほぼ一致だったものの、売上がアナリスト予想を上回った。
中でも月額料金を支払う携帯電話契約者数が64万5000人の純増とファクトセットのアナリスト予想の9000人の純減を大きく上回った。いわばサプライズ。これが大きかった。
そしてHBOとHBO Maxの米国内の契約者数は前述のとおり小幅な増加とは言え、3800万人となり会社目標である2020年12月末の3600万人をすでに上回った。
ただ当方がいつも通り何より注目したのがこちら。
そう、営業キャッシュフローマージン。
御覧のとおり3ヶ月間の数字とは言え、コロナ下でも前年同期を上回った。
この数字が安定している限り当方がこの銘柄を手放すことはないでしょう。
(コロナの先行きが不透明の中巨額の有利子負債を抱える銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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