配当

ギリアド・サイエンシズから配当受領 年2回投与のHIV(エイズ)治療薬が米国に続き欧州でも承認

9月30日にバイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)から配当を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは3月支払い時ということで、前回同様1株当たり0.79ドルの支払いとなっています。

直近の業績ですが、8月7日にリリースした2025年第2四半期決算は前年同期比で売上は新型コロナ治療薬のVeklury(レムデシビル)が前年同期比で43%減、C型肝炎治療薬が同28%減と第1四半期に続き大幅に減少したものの、主力のHIV(エイズ治療薬)が7%増加したこと等により、2%の増収となったものの、利益(調整後1株利益)は製品売上は増加したものの研究開発費の増加によって前年同期と同額の2.01ドルとなっています。

ただアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っています。

そして注目の今期2025年の通期予想は、以下のとおり売上、利益共に前回予想を上方修正しています。

尚、新薬開発関係で注目のHIV(エイズ)感染症の治療薬、レナカパビルですが、6月18日には米国食品医薬品局(FDA)により承認され、さらに7月には世界保健機関(WHO)によってHIV予防のための選択肢として年2回のレナカパビル投与を推奨するガイドラインが発行されたわけですが、8月には欧州委員会(EC)が、HIV-1感染リスクの高い体重35kg以上の成人および青年における性行為によるHIV-1感染リスクを低減するための曝露前予防(PrEP)としての使用を承認したことを発表。

さらにギリアドはオーストラリア、ブラジル、カナダ、南アフリカ、スイスの規制当局にも薬事申請を行っており、アルゼンチン、メキシコ、ペルーでの申請準備を進めるなど今後は低・中所得国の各国規制当局への申請を推進していく予定です。

ということで、今後は目に見える形での成果、すなわち売上増に大いに期待しているところです。

(ここ最近これと言ったスマッシュヒットがない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です