ヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)が現地時間の4月20日に第1四半期決算を発表した事はすでに記事にしたところですが、同時に増配も発表。
その内容ですが、次回6月8日支払いの配当について5月25日時点ので株主に対してこれまでの1株当たり1.01ドルから1.06ドルへ5%増配する。
というもの。
これで59年連続増配を達成。
そして何より素晴らしいのが安定感抜群の増配率。
それも5%を超えるレベルを維持し続けている。
もちろん高い増配率を継続できる源泉は稼ぐ力。
それはこちらの会計基準ベースでの1株利益ではなく、
真の稼ぐ力を表す営業キャッシュフロー。
これがきれいに右肩上がりを続けている。
しかも財務の安定性を示す有利子負債営業キャッシュフロー倍率は1倍台で低位安定している。
有利子負債営業キャッシュフロー倍率とは、簡単に言えば今ある借金を毎年の稼ぐ力で何年で返済できるか?という数字(年数)であり、数字が少なければ少ないほど返済能力が高い、つまり財務的に安定しているということになります。
<計算式>
有利子負債営業キャッシュフロー倍率=有利子負債÷営業キャッシュフロー
そのジョンソン&ジョンソンですが、新型コロナワクチンに関して同ワクチンを接種した6人が、血小板減少を伴うまれな脳の血栓症を発症し一人が死亡したことを受けて、米国疾病予防管理センター(CDC)と米国食品医薬品局(FDA)が一時的に接種中止を勧告、さらに 27日には血栓の事例2件が新たに報告されたと発表、当局が調査を進めており暗雲が垂れ込めています。
しかし当方気にしていません。
米国債の格付を上回るAAA格付け銘柄の保有をただ継続するのみです。
(連続増配銘柄への妄信的投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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