配当

ハーシー(ズ)より配当受領 引き続き長い目で保有継続

9月16日に米国のチョコレート市場で大きな存在感を誇るハーシー(ズ)(HSY)から配当を受領しました。

今回も前回同様1株当たり1.37ドルの配当となっています。

直近の業績ですが、現地時間の7月30日に発表した2025年第2四半期決算は売上は主に2024年第2四半期にERPシステムを導入したことによる北米製菓部門と国際部門における在庫削減の反動、2025年のイースターシーズンが2024年と比較して時期がずれたこと、そしてハロウィンシーズンの注文の出荷が前年より早まったこと等前年同期比+26.0%と大幅な増収。

そして利益ですが会計基準ベースの1株利益は前年同期比-65.2%と大幅な減益となっていますが、これは主に原材料費および製造費の上昇、デリバティブの時価評価損、広告宣伝費およびマーケティング費用の増加、実効税率の上昇等によるものであり、特殊要因を除いた調整後1株利益は、前年同期の1.27ドルに対して1.21ドルと4.7%の減益となっています。

そして2025年通期見通しは、前回予想の売上高成長率:少なくとも2%、1株利益成長率:40%台後半の減少、調整後1株利益成長率:30%台半ばの減少に対し売上高成長率は前回見通しを維持したものの、1株利益成長率:50%の減少、調整後1株利益成長率:36%~38%の減少とし、利益については見通しを引き下げています。

尚引き下げの理由ですが、今回の見通しには前回見通しにおいて2四半期に見込まれる関税費用(約1,500万ドルから2,000万ドルの追加関税費用)のみが含まれていたのに対し、現在把握している通期の関税費用の見積もり(通期で約1億7,000万ドルから1億8,000万ドル)が反映されたため

ということで、非常に厳しい環境&業績が続いているわけですが、カカオの原材料コストの高止まりしかり、関税費用の大幅な増加しかり、消費支出の減少しかり、

この銘柄に限らず業界全体が直面するいわゆる三重苦を抱えている状況を考えれば十分及第点と言えるのではないか、と考えており引き続き長い目で見ていきたいと思います。

(歴史的なカカオ価格の高騰に加え関税でも苦慮する銘柄への投資に当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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