配当

IBMから配当受領 クソ株とわかっていながらこの銘柄を手放さない理由

9月11日にIBMからの配当金を受領しました。

IBMの場合増配タイミングは前回6月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.63ドルとなっています。

この銘柄を初めて購入したのが2017年4月。

株価の方はその後まるではかったかのように下落(※)、さらにあのバフェットがアップル買い増しに伴い見放し(完全売却)、と購入額は非常に少ないとは言え、踏んだり蹴ったりの状況。

※当方の場合、このような事例はIBMだけではありません。

古くは米国株への投資を開始した直後のリーマンショックの発生や、日産購入直後の完成検査における無資格者問題の発覚、さらにはJT等、まるで地雷という地雷をすべて踏みまくるかのような確率で災難に遭遇しております。

<バフェット(バークシャーハザウェイ)IBM保有推移>

増配率の方も過去の栄光はどこへやら、25年連続で増配を続けているもののここ最近は一直線の右肩下がりの状況となっています。

そして売上はIT銘柄にあるまじき長期低迷状態。

しかもトータルリターン(10年)に至っては、なんと3.07と市場平均(S&P500)の13.87を大きく下回っている。

そう、IBMはクソ株。

「じゃあなんでそんな株を後生大事にホールドしてるの?」

こちらは稼ぐ力を表す営業キャッシュフローマージンの推移ですが、2018年から20%を割り込んでいるもののなんとか踏みとどまっている状況。

そして業績には直結しない、多ければいいってものでもない、と言ってしまえばそれまでですが、米国における特許取得の年間件数ではなんと27年連続の首位となっているのです。

さらに以下キャッシュフローの状況を見ると、配当支払後の残高はすべてプラス、そして日本円換算で5000億円を大きく超え実に安定している。

そう、実はこの銘柄は立派なディフェンシブ銘柄であることがわかります。

そう、IBMはIT銘柄としてはクソだが、ディフェンシブ銘柄として考えた場合決してクソなんかではない。(お食事中の方、クソを連呼し申し訳ありません。)

そんな風に思っています。

(ITセクターでありながらトータルリターンの極めて低いIT銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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