コラム

会社の退職セミナーに参加して来ました 皆さんの参考になれば幸いです

当方が勤務する会社では有難いことに定年退職(60歳)までの残り年数が一定の年数となった従業員に対して「退職セミナー」を開催してくれます。

このセミナーですが、定年を迎えるにあたり具体的に何を準備しておけばよいのか?、年金、税金はどうなるのか?等の内容について講師の方が説明してくれる、というものです。

詳しい内容は割愛しますが、今回のセミナーを受講しての率直な感想を一言で言えば、

「やはり想定どおりだった。」

どういう事かと言うと、定年後の生活を日々充実したものとするために重要なことは2つに集約されるということ。

具体的には2つの寿命を延ばすことが重要であるということ。

が再確認できた。

但し定年後の時間は想像以上に長い、という事実に関し、

「現役時代、仕事に関わっている時間と老後の時間を比べてみると、生涯85年を前提とした場合それぞれほぼ10万時間である。」と言う講師の説明は正直意外でした。

たとえ勤務時間のみとは言え、当方完全に現役時代の方が長い、と思っていた。しかし想像していたよりはるかに老後の時間は長い。

つまりそれだけ長い老後を充実させることができれば、たとえ会社人生がうまくいかなかったとしても幸せな人生を送ることができる、というわけです。

そこで2つの寿命の話に戻りますが、

まず一つ目が、

健康寿命。

当たり前の話ですが、長生きすればするほど老後時間が長くなる。

ただその長い時間も健康でなければ意味がない。

ということで、現役のうちから健康には十分気をつけて日々過ごしましょう。

と言うある意味当たり前の帰結となるわけです。

そしてそのポイントなるのが、これまた当たり前の適度な運動とバランスのとれた食事、さらには定期的な健康診断の受診、ということになります。

これは「日本人の半数以上が生活習慣病で亡くなっている。」という事実を知った時極めて説得力を持つことになります。

そしてもう一つの寿命が、

資産(お金)の寿命。

こちらはもう説明の必要はないでしょう。

現役世代を終えるまでに老後に備えて十分な資産を築いておく。

そのために重要なのはもちろん資産形成でありその手段としておススメなのが税制上有利なIDECOを始めとする確定拠出年金や積立NISAでの長期投資。

ちなみにこの2つの寿命ですが、厚生労働省が実施した高齢化社会に関する意識調査(2016.10)で世代を問わず最も不安の割合が高かったのが、「健康上の問題」と「経済上の問題」であったと言う結果が出ています。

特に健康上の問題はすべての世代で約70%の人が心配であると回答しているのです。

以上書いてきましたが、正直特に20代、30代の方は頭ではわかってはいてもいまいちピンと来ないのではないでしょうか。

当方もそうでしたが、若い時って無理をしても回復は早いし何より健康だしさらに誘惑は多いしで、ついつい暴飲暴食したり散財してしまいがち。

ただそういった日々の積み重ねが将来大きな差となって表れます、それも確実に。

現に当方の場合若い時の暴食がたたり、現在定期的に病院に通わねばならなくなってしまいました。

だから健康に関しては非常に後悔しているわけですが、もう一つの寿命、資産の寿命の方はまったく後悔していません。

その理由は当ブログを読まれている方ならもうおわかりでしょう。

401Kでは100%米国株を中心とした投資信託で運用し、個別株投資ではスタートが40歳を過ぎてからと遅かった上に大きな失敗を重ねながらも米国株へのインカムゲイン投資をひたすら続けて来た。

http://naobito.net/category/mypersonalhistory/

その結果、サラリーマン生活では出世と収入という意味で非常に残念な結果に終わったにもかかわらず、老後のお金を心配する必要がないところまでたどり着くことが出来た。

ということで、特に20代から40代の若い皆さんは是非この2つの寿命を常に心の片隅に置いて日々の生活を送っていただければと思う次第です。

以上、ご参考まで。

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(老後のための投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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