株式投資。
中でもインカムゲイン投資。
をメインに据えている投資家の場合、言うまでもなくその投資目的は配当収入を増やすこと。
いかにして配当を増やすか。
そこに注力するわけです。
そして配当を増やすためには、
いかに、
・投資資金を増やすか。
・優良高配当銘柄を選択するか。
・購入した銘柄が高い増配率を続けてくれるか(こちらは他力本願となりますが、、、)。
がポイントになります。
そして上記の中で、いかに投資資金を増やすかについては、企業経営者やバリバリのエリート社員ならいざ知らず、ごく一般的なサラリーマンの場合、毎月の投資資金は限られた金額となります。
(中には給料の80%もの金額を投資に回しているツワモノもいらっしゃいますが。)
しかし毎月1万円でも1万5千円でもいいから必ず余剰資金を捻出する。
この毎月続けるというのが非常に重要。
それとともに重要になるのが、配当金の再投資。
もらった配当金は必ず再投資する。
たとえ初年度は1万円だったとしても、他に使うことなく地道に再投資を続けていく。
すると、投資期間が長くなればなるほど給料からの追加資金と相まってスノーボールの威力を発揮するのです。
「それはわかったけど、それとタイトルの人間修行が必要。といったい何の関係があるの?」
ということですが、実は配当金の再投資を続けて行くって想像以上に難しいのです。
投資を始めたばかりの頃は、
よーし、スノーボールの威力を生かしてがんばるぞー!
と張り切って再投資するのですが、投資年数が長くなるにつれてどうしても雑念というか誘惑が入ってきます。
「スノーボール、スノーボールって言ったって思ったより増えないなぁー。とりあえず給料分だけでいいや!」
とか、
「もうだいぶ配当も増えて来たし、今年くらいは再投資しないで自分へのご褒美に使ってもばちは当たらないよな!」
とか。
なんやかやと理由をつけて途中で挫折してしまうのです。
(実は当方も日本株のみに投資していた頃は結構配当の一部をごほうびという名の飲み会やゴルフ代に使っていた覚えが、、、(汗))
そこで大事になるのが、誘惑、雑念に負けない強いメンタル。
そう、つまり精神力の鍛錬という意味での修行が必要・大事になるというわけです。
投資にはリテラシーという言葉が良く使われます。
リテラシーとは、投資に関する知識を習得し、情報を正しく理解し、さらに自分自身で正しく判断することができる能力を意味します。
投資年数が長くなるにつれ、
メンタルこそが何より重要である。
ということを身に染みて感じている今日この頃です。
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おはようございます。
わかります。ちょっと増えたり減ったりするたびに
私も最初は、証券口座から出金したり入金したり。。
コレだめですよね(笑)
複利のマジックを効かせるためにはひたすら放置で
再投資ですね。ここ数年は入金出金せずに放置出来ているので、
とてもいい感じです。
私の場合は証券口座をいくつかに分けたのが良かったようです。
今はシクリカルでちょこちょこ稼ぎつつ
①全自動モードで配当再投資
②全自動モードで投資信託積立
を続けて時間を味方にして複利でじっくりじっくり
年輪を刻むように資産を大きく育てております。
ウィニングチケットさん
おはようございます。
ひたすら放置できるか。
これ、一種の修行だと思っています。
「年輪を刻むように」
ってとてもいい表現ですね。
大変身につまされるお話でした(笑)
正直者さまは、DRIPというのをご存じですか?
Dividend Reinvestment Planの略で、米国の証券会社はほぼすべてで対応していると思うのですが、配当が出るたびに、自動でその株に再投資してくれる仕組みです。配当支払日の株価で、配当金額分きっちりの株数(それこそ0.00001株単位で)自動的に再投資してくれます。取引手数料も取られません。
この仕組みのおかげで、米国に駐在していたときは、配当再投資が何の負担もなく出来ていたんですよね。本当にありがたい仕組みでした。これ、何とか日本でも実現できないものなのでしょうかね?
まささん
コメントありがとうございます。
DRIP、当方知りませんでしたし米国駐在時利用していませんでした。
便利なサービスがあったのですね。情報ありがとうございます。
日本の証券会社ではマネックスさんが米国株の配当金再投資サービスをやっていたような。
マネックス証券が全自動で配当再投資モードを実装してくれています。
その名も『配当再投資』ボタンを押すだけです。
ぜひ。
ウィニングチケットさん
情報提供ありがとうございます。
「メンタルこそが何より重要である」同感です。
分かってはいるのですが、ブレブレの私です。
Rsingballさん
こんにちは。
株式投資におけるメンタルはある意味永遠のテーマではないでしょうかね~。