私事で恐縮ですがこの度図書館デビューしてしまいました。
してしまいました。と書いたのは以前楠木新氏の書いた記事を読んていたから。
・地元の図書館を訪れた。朝10時の開館前に行くとすでに7~8人の男性が玄関前にある椅子に座って待っていた。
・60代、70代とおぼしき男性ばかりだった。
・10時になって扉が開くと、全員が新聞コーナーに行く。 一人の男性が経済新聞を長く読んでいたので、待っていた人が「もう少し早く読んでくれないか」と話しかけると、男性は株価のページを読んでいた手をとめて「順番だから仕方がないだろう」と言い返して軽い小競り合いになった。
館内に一瞬緊張感が走ったがそのまま収まった。
(DIAMOND ONLINEより抜粋)
そう、図書館とは新たな仕事やこれといって趣味を持たない定年後の人間、つまりやることのない行き場を失った老人が集まる場所。
実際現役時代、たまに図書館に行くと椅子に腰かけ居眠りしている老人を結構見かけ、
「自分はあんな風にはなるまい、リタイアしてもあんな生活だけは送るまい。」
と思ってきた。
それがなぜ?
ですが、やはりいざ実際にリタイアしてみるとわかることがある。
当方の場合、毎日の主なルーティーンは朝1時間ちょっとのウォーキング、(天気の良い日は)ガーデニング、そしてこのブログ作成や銘柄研究を含む株式投資。
ただやはり毎日が日曜日。
空き時間、というか特に天気の悪い日は手保ち無沙汰の時間が発生してしまう。
そして元来怠け者なのでそんな時間をネットやTVで無為に過ごしてしまう。
そこで登場するのが図書館。
その空き時間を読書に充てれば極めて有意義な時間を過ごせるではないか。
しかも最近ブログネタに困っている身としてネタ探しにうってつけではないか。PCを持ち込めばその場でブログも書くことができる。
と考えた次第。
しかし実はそれ以上に重要なことがある。
それが精神衛生上の問題。
読書するなら図書館で本を借りて家でゆっくり読めばいいではないか?
と思われるかもしれませんが、図書館に行くこと自体に意味がある。
リタイアして日々一人家にいるとどうしても気持ちが下向きになる。
実際リタイアしてみて初めていわゆる孤独感というものに向き合うことになった。
これは現役時代には決して感じることのなかった感情。
そう、現役時代に感じていたのは疎外感。
それは例えば同期と比べ出世が遅れたことからの、あるいはラインから外れたことから来る疎外感。
少なくとも日々他人と接する機会はあった。
だからたとえ人と話しをしなくとも外に出ることが重要。外の景色を見、下界(?)と接点を持つことが重要。
ということで、これから、特に天気の悪い日は図書館に行く頻度が増えるかもしれませんが、間違っても新聞の奪い合い or 居眠り老人の仲間入りをしないよう鋭意努力いたします。(笑)
(図書館での爆睡にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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平日に自由に図書館に行けるのはおうらやましい。
週末には欠かさず図書館通いしています。
本は家でのんびりと読みたいですが、経済誌や雑誌は図書館にいろいろ揃っているのでありがたいです。新聞の奪い合い、なるほど。私は日経新聞のバックナンバーをずっと読むのが好きなので日経新聞のバックナンバーの奪いあいで小競り合い(苦笑)になったことがあり、今は図書館ではなくなるべく職場で日経新聞は読むようになりましたww
ウィニングチケットさん
おはようございます。
おおー図書館通いですか。
しかも小競り合い経験者とは(笑)
本は自分で買うべき、という意見もあるようですが、結局図書館の本とて我々の税金で購入していると考えれば有効利用するに限りますよね。
ひろーです。
亀ですが、図書館!
図書館に足を運ぶときは大抵開架書架に掛かっている最新ナンバーの雑誌に目を通していることが多いです。
といっても日本語では読みたいものがないので、専らTime誌とThe Economist誌の気になった記事を読み漁っているのですが・・・。
あと、もう少し出歩くとWSJが置いている分館もあるので、ついつい読んでしまいます。
ひろーさん
おはようございます。
ひろーさんも図書館利用されているのですね。
しかも英字雑誌とはさすがです。
米国株投資家としてWSJがあるのはちょっとうらやましいです。
ひろーさん、流石ですね。
英字新聞に英字雑誌とは。