コラム

株価が下落・暴落した時にインカムゲイン投資家が目を向けるべきたった一つの数字

・現地時間の2月24日、米株式市場でダウは前日比1,031.61ドル(3.6%)安と大幅に下落。

・現地時間の2月25日、米株式市場でダウは前日比879.44ドル(3.1%)安と大幅に下落。

・現地時間の2月27日、米株式市場はダウは1190.95ドル(4.42%)安と大暴落。

と現在我々投資家を震撼させる株価下落暴落が終わることなく続いています。

こんな時は、

短期の株価の変動など所詮ノイズでしかない。

とか、

我々は株価を見ているのではない、企業のビジネスを見ているのだ。

などと平時は著名人の言葉をさも自分の言葉のように語っている投資家(ハイ、私もその一人です、、、)も、

「ありゃー、また1日でこんなに下げちゃってる。ほんとにまいった。もう株価が上がることなんて未来永劫ないんじゃないか。」

とか、

「ワォ―、昨日買ったばかりなのに、いきなり5%も下げたぁ~! くそー!!」

等、心穏やかではないのは明らか。

もちろん当方とて程度の差こそあれ同様。

いくら投資年数を重ねても心の乱れは当然あります。

そんな時に意識して見るようにしている数字があります。

それが配当。

自分の保有している銘柄の1株配当。

この配当ですが、どんなに株価が暴落しようが下落が続こうが、少なくとも四半期に1回の配当決議までは何の変化もありません。

つまり配当は減ることはないのです。

「そんなの当たり前じゃないの!」

あるいは、

「それはそうだけど、これだけ株価が暴落したら配当だって減る可能性が高いんじゃないの?」

って思われるかもしれません。

しかし、インカムゲイン投資家の場合、配当を見ることにはちゃんと意味があります。

なぜならどんなに株価が下落しようが、株数が変わらなければ優良配当銘柄、特に連続増配銘柄を購入している限り、株価のように配当が大きく減る可能性は低いから。

それどころか増配によって増加してくれる可能性の方がずっと高い。

これほど頼りになる存在が他にあるでしょうか。

現にリーマンショック時においても、優良配当銘柄達はしっかりと増配を続けていたわけです。

さらに言えば、これら銘柄の株価は決してその後も値を下げ続けたわけではないどころか、長期で見れば上昇しているのです。

株価暴落時には配当を見る。

そして暴落時にやるべきこと、

それはこれまでどおり優良配当銘柄を機械的に愚直に購入し続けること。

インカムゲイン投資家として常に意識しています。

以上、ご参考まで。

(暴落時の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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