配当

マクドナルドから配当受領 この銘柄をホールドはするが買い増しはしない至極当たり前の理由

世界最大のファストフードチェーン、マクドナルド(MCD)から12月17日に配当金を受領しました。

マクドナルドの増配タイミングは12月の支払い時ですから、今回はすでに配当のお知らせで発表されたとおり前回の1株当たり1.16ドルから1.25ドルとなっています。

この銘柄を初めて購入したのが2009年、その後2011年に買い増しをし現在に至ります。

現在までの配当金の積み上がり状況は以下のとおりとなっており、総投資額約76万円に対する総配当受領額は約39万円、投資回収率は52%にまで達しています。

そのマクドナルドですが、日本のマック(2702)ともども一時の停滞期から脱却し、低下傾向にあった増配率にも歯止めがかかったことは記憶に新しいところ。

また現在の営業キャッシュフローマージンは2017年までの3年間も25%前後と安定していましたが、昨年以降米国の減税効果もあり大幅にマージンがアップしているのが見て取れます。

ということで、ホールドに何の不安もありません。

但し、インカムゲイン投資家として現時点での買い増しには不向きと考えています。

その理由はこれまで当方のブログを読んできた方ならおわかりでしょう。

それがこちら。

そう、配当利回り。

マクドナルドの現在の配当利回りは2.5%。

この表は購入時の配当利回りが5%と高いものの、増配はなしの銘柄Aとマクドナルドをそれぞれ1,000ドルずつ購入した場合の購入後の配当金額の推移を比較したものです。

尚、マクドナルドについては配当利回りは2.5%、年間の増配率はここ最近の平均値の7%をとってみました。

御覧のとおり、マクドナルドが年間の配当額で銘柄Aを上回るのが12年後、そして総額でとなると、なんと20年後となってしまいます。

もちろん増配率についてはまさに神のみぞ知るところ、今後さらに成長が加速し増配率がアップするやもしれません。

よって当方とは違い投資期間を長く取れる若い方、あるいは投資結果はあくまでトータルリターンで見るべき、と値上がり益にもかける方であればこの優良銘柄のそれにかけてみるのも悪くはありません。

ただ当方の場合は若い方のように投資期間をそれほど長く取れない状況(実際に配当を使用するという意味で)。

ということで、現在のマクドナルドについては、

喜んでホールドはするが買い増しはしない。

というのが当方のスタンスとなります。

(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. 読者M より:

    こんばんは
    ダウが最高値を連日更新していますが
    なおびとさんは米国株の持ち株が取得価額より値上がってしまったら追加購入されますか?

    自分は値上がってしまうと追加購入する気が起きなくなります。
    例えば、80ドルで少量買って放置していたPGなんて今はとてもとても追加する気になりません。
    (涙)
    いかがでしょうか。

    • naobito より:

      読者Mさん
      コメントありがとうございます。
      取得価額は追加投資に関係ありません。
      あくまで割安かどうかです。
      当方も現在PGは購入対象とはしていませんが、それはあくまで割安ではないから。
      購入価額の呪縛から離れることが重要です。

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