現地時間の3月20日、CNBCのインタビューにおいて、マクドナルド(MCD)CEO(Chris Kempczinski氏、苗字が読めない、、、)が「昨年12月に設定した150億ドルの自己株買い計画を数週間前に中止した。」と語りました。
もちろんその理由は新型肺炎の影響。
しかし当方、大いに安心。
その理由ですが、CEOはこうも発言したから。
「自己株買いは中止だが、1.25ドルの四半期配当は優先事項。だから変更しない。」
マクドナルドと言えば、以下のとおりここ最近の増配率(支払い日ベース)はV字回復しています。
そして直近では昨年9月に約8%の増配を発表。
これで43年連続増配の達成となったわけです。
ただ今回の新型肺炎の拡散は前回のリーマンショック時とは異なり、店舗の閉鎖や時短営業等、景気低迷時に強いと言われているファストフード業界を直撃しています。
ということで、
「いくらマクドナルドとは言え、さすがに今回ばかりは配当の維持が難しいのでは?」
と言う心配がないではありませんでした。
それがCEOから配当維持のコメント。
ということで少なくとも次回6月中旬支払い予定の配当については1株当たり1.25ドルが維持されると考えてよいでしょう。
マクドナルドと言えば、今回の暴落までは長きに渡るディフェンシブ銘柄にあるまじき(?)株価上昇で配当利回りは2%台にとどまっていました。
それが暴落により現在では3.5%を超え魅力的な水準に到達しつつあります。
もちろん今後コロナウィルスの影響がどの程度まで深刻化するかはわかりません。
ただ投資家としてはCEOの、
「1.25ドルの四半期配当は優先事項。だから変更しない。」
この言葉を信じたいと思います。
(配当利回り急進中の銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんばんわ。
わー、マクドナルドが配当利回り3.5%ですと!
これは退職金もボーナスもお年玉も誕生日プレゼントも奨学金もなんでもかんでも前借りしてでも買いたい水準ですねΣ(゚∀゚)
ウィニングチケットさん
ようやくディフェンシブ銘柄らしい水準に戻って来た感じです。
第1四半期の決算発表時通期予想引下げは確実でしょうから、そこでまた下げてくれるといいのですが。