今年の3月に日経累進高配当株指数銘柄についての記事をアップしましたが(って誰も覚えていないか、、(汗))、今回はそのアップデート版となります。
日経累進高配当株指数とは、10年以上増配か配当維持を続けている銘柄の中から予想配当利回りの高い30銘柄を選定し指数化したものであり、詳細は以下のとおり。
対象
国内証券取引所に上場する銘柄(TOKYO PRO Marketを除く)
銘柄入れ替え
年1回(6月末)
入れ替えルール概要
10年以上連続して累進的な配当を続ける銘柄を母集団に、予想配当利回りが高い30銘柄を対象に算出
銘柄数
30
ウエート
時価総額ウエート
計算方法
構成銘柄の株価にウエート・ファクターをかけた値を合算し、この合計金額を「除数」で割って算出
ウエート・ファクターは、基準日時点の発行済み普通株式数
計算頻度
1日1回終値ベース
公表開始日
2023/06/30
遡及算出開始日
2010/06/30
基準日
2010/6/30=10,000
そのリストがこちら。
こちらは11月25日終値ベースでの予想配当利回り順のリストとなりますが、今回注目したのが黄色で色づけた配当利回り4%超え(4.61%)の三井住友系のMS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)。
直近の業績2026年3月期第2四半期(中間期)決算は増収(経常収益19.3%増)、増益(中間純利益7.1%増)と好調。
ただ通期予想は上方修正したものの前期比で経常収益10.2%減、当期純利益14.7%減と減収減益予想となっています。
しかし前回予想を維持した配当は年間155円と前期比6.9%の増配予想。
ちなみに11月20日から2026年3月24日までの期間で発行済み株式の5%に当たる7500万株・1350億円を上限とする自社株買いを予定しており株主還元に積極的。
また業界を代表するいわゆる大企業であり安定感があることは確か。
そして10年以上減配していないという安心感はやはり大きい。
さらに現在当方が保有していないセクター(保険)の銘柄であり分散投資の観点からも十分意味がある。
ということで、購入候補の一つとして考えているところです。
以上、ご参考まで。
(寄らば大樹的発想での銘柄選択にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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