総合金融サービスを提供するオリックス（8591）が4月16日、決算発表の延期を発表しました。
理由はもちろんコロナウイルスの世界的大流行。
具体的には以下のとおり。
（新型コロナウイルス感染症（COVID-19）により）当社海外拠点が業務を委託している会計事務所の会計監査に時間が かかる可能性なども考慮した結果、安全を期し、2020 年 5 月 11 日（月）に予定しており ました 2020 年 3 月期連結決算の発表を、2020 年 5 月 21 日（木）に延期することと致しました。
現時点ですでに多くの企業が決算発表の延期を発表しているわけですが、やはりホルダーが気になるのが業績への影響。
すでに自動車業界では生産停止等で大きな影響が出ることは必至。
ただでさえ事業の内容がイマイチわかりにくいこの銘柄は果たして大丈夫なのか？
しかし当方、リリース文章の中の以下の記載を見て少々安心しました。
・現時点において、2019 年 10 月 28 日に発表した当期の連結業績予想を変更する予定はありません。
・当社は多角的に事業を展開しており、各セグメントにおけるリスクは限定的です。また、財務状況につきましても十分な流動性と高い長期借入比率を維持していますので、引き続き新規投資の可能性を模索していきたいと考えています。
そう、あくまで現時点ではありますが、2020年3月期の業績予想を変更する予定はない。
そして各セグメントへのリスクは限定的。
ちなみに期末の予想配当は1株当たり41円、そして年間76円と前期と同額。
今回の場合は前年と同額でも御の字どころか万々歳。
そして株主優待の改悪がなければこれにまさる喜びなし！（本末転倒、、、）
ということで、5月21日の発表を楽しみ半分（2020年3月期の配当）そして不安半分（来期業績予想＆配当）で待ちたいと思います。
（事業内容が見えにくい銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。）
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