銘柄研究

フィリップ・モリスが抱えている訴訟をまとめてみました(2021年度版)

現在たばこ銘柄のアルトリア(MO)とフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)を少々保有している当方ですが、

たばこと言えば健康被害。

健康被害と言えばたばこ。

これに異を唱える方はいないのではないでしょうか。

ということで、今回はフィリップ・モリスが現在抱えている健康被害等の主な訴訟件数を3期比較で並べてみました。

その結果が以下となります。

(出典元:2021年アニュアルレポート)

こちらは紙巻きたばこに関する訴訟ですが、御覧のとおり2021年12月31日現在で合計で70件の訴訟を抱えていることがわかります。

これに加えて加熱式たばこで個人訴訟が1件。

(さらに上記以外のその他の訴訟として数件の訴訟が開示されていました。)

尚、1995年に最初の訴訟が提起されてから現在まで被告であるフィリップ・モリス側に有利な判決は523件、と昨年より13件増加。

一方原告側に有利な判決は昨年より1件増加し14件。

但しこのうち10件が最終的にフィリップ・モリスに有利な判決となり、現在4件が控訴中となっていることが合わせて開示されていました。

いずれにしてもフィリップ・モリスに投資するにあたっては、現在これだけの訴訟を抱えていることを十分認識した上で投資する必要がある。

これだけは言えるのではないでしょうか。

以上ご参考まで。

(過去の勝率は抜群も訴訟が常態化している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です