今日(現地時間1月31日)の米国市場は、新型肺炎の感染拡大で世界景気の先行き不透明感が強まったころからダウが前日比603ドル(2.1%)安となるなど大幅に値を下げました。
今回の暴落で、これ以上持株の含み益が減っていく(あるいは含み損が増えていく)のを見るのは耐えられない!
とヤケ酒を飲んだり、ヤケスイーツを食べてうさを晴らしている方も多いのではないでしょうか。
もちろん折に触れ、
インカムゲイン投資家は株価でなく、配当や株数を見ていればよいのです。
などとさももっともなことを涼し顔で言っている当方とて、資産がどんどん目減りしている姿を見るのは決して気持ちのいいものではありません。
しかしその一方で願っていることがあります。
それが、
もっと下がってくれないか、いや、暴落してくれないだろうか。
という思い。
これを聞いて、
じょ、冗談じゃない! これ以上の下げなどたまったもんじゃない!!
いったい何を考えているんだ!!
と思ったあなた。
あなたは短期投資家ですか?
であればそのリアクションはわからないでもありません。
しかし、少なくとももしあなたが自分はインカムゲイン投資家と自認しているのであれば、
それは名ばかり。
ということになります。
なぜなら、インカムゲイン投資家にとって市場全体の下落は買い増しの(=株数を増やす)絶好のチャンスだから。
もし下落の原因が個々の銘柄の業績にあるのであれば話は別ですが、現在の下落は明らかに景気後退懸念からの市場全体の下落。
であるならば、
これまで人気があり手が出なかった、高値の花だった(つまり株価が高く配当利回りが低かった)銘柄を安い値段で購入できる絶好のチャンス!
と考えるべきです。
ということで当方がいつかは買いたいと思っている銘柄(通称「いつかは買いたい銘柄」ってそのもの?)の現在の配当利回りを確認してみました。
残念ながらまだまだ不十分、バーゲン価格とはなっていません。
ということで、もっともっと値を下げてくれないだろうか、どんどん暴落してくれないだろうか。
と思っているわけです。
さらに言うならば、今回の暴落は中国発の新型肺炎、米国への影響はそれほど大きくはないでしょう。
「いやいや何言ってるの? 今や中国は世界第二位の経済大国であり、世界の工場であり、消費大国であり、多くの旅行者を世界中に送り出している国。その国がコケれば世界全体の景気が悪化するから株価が下がってんでしょ!」
って突っ込まれそう。
しかし例えばたばこ銘柄のアルトリア、この銘柄の場合売上のほぼ100%が米国内です。
さらに言えば通信大手のAT&Tやベライゾンとて状況は同様、ほぼ北米地域に限定されています。
そして現時点での米国内での感染者は極めて少ない状況。
「でもさすがにマクドナルドはだめでしょ?」
確かにマクドナルドは中国にも多くの店舗を抱えていますが、現時点で中国市場が営業利益全体に占める割合はわずか3%にしかすぎません。
でも、「どんどん暴落しろ。」なんてやっぱりとてもそんな気分にはとてもなれない、、、
と思った皆さん。
インカムゲイン投資家への道はまだまだ長く、険しい、と覚悟して下さい。
(暴落時の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村
こんにちは。
私もかなりハードで容赦ない指値を連続増配銘柄に入れています笑っ
たまーに引っ掛かってくれるので
にんまりしちゃいます。
日本株と違って米国株は値幅枠がないので
好きな株価で注目下できるのが
いいですね(⌒‐⌒)
今回のコカ・コーラ以外の銘柄は特に
チェックしていないので
この機会にちょっと調べてみます。
ウィニングチケットさん
容赦ない株価ですか。面白いですね。
それで引っかかればなんだか得した気分になりますよね。