配当

AT&Tから配当受領 増配再開を信じ保有継続

通信大手のAT&T(T)から11月4日に配当を受領しました。

今回の配当ですが、前回同様1株当たり0.2775ドルとなっています。

直近の業績ですが、現地時間の10月22日に発表した2025年第3四半期決算は前年同期比で増収(+1.6%)、特殊要因を除いた調整後1株利益は0.54ドルと前年同期と同額。

一方配当の源泉として注目のフリーキャッシュフローは、以下のとおり前年同期の46億ドルに対し49億ドルと6.5%増となっています。

そして今期2025年の通期見通しは、以下のとおり以下のとおり前回見通しを維持しています。

EBITDAとは

Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortizationの略で、税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益を指します。

国によって金利水準、税率、減価償却方法などが違うため、国際的企業の収益力は一概に比較することはできません。

その点、EBITDAはその違いを最小限に抑えて利益の額を表すことを目的としていますから、国際的な企業、あるいは設備投資が多く減価償却負担の高い企業などの収益力を比較・分析する際にしばしば用いられます。

(SMBC日興証券)

残念ながら今後の配当については、以前の発表で「当社は現在の普通株配当1株当たり年率1.11ドルを維持する予定である。」としており、当面増配予定はないようですが、今後3年間で少なくとも200億ドルを自社株買いに充てる計画を実行中。

またAT&Tは現在ネットワーク拡充のため多額の投資を行っていますが、8月にはエコスターから主要な電波ライセンスを230億ドルで取得する契約を締結したことを発表。さらに、現在ルーメンの消費者向け光ファイバー部門を買収中で、取引完了予定の2026年初めには約500万世帯分のネットワーク拡張が見込まれている、ということで今後に期待しているところです。

ということで将来の増配再開を信じ、引き続き辛抱強く保有を継続したい思います。

(何やかや言っても配当貴族銘柄から陥落した銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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