コラム

株価暴落時だからこそ支えとなるバフェットの言葉とは?

コロナウイルス拡大懸念に端を発した株価暴落ですが、まだまだ先が見えない状況が続いています。

それどころか米国株投資家にとってはニューヨーク州が非常事態宣言を出し、8日に感染者が105人になったと発表する等、?いよいよ感染が本格化して来たことが大きな不安材料となっているのではないでしょうか。

おそらくですが、

「保有資産がどんどん目減りしているのを見るのはもうたくさんだ! こんな時に追加投資なんて考えただけでも恐ろしい!」

って思っている投資家が多いのではないでしょうか。

ただ当方、これまでどおり機械的な追加投資を淡々と続けていくつもりです。

いや、特に最近はどんどん高くなる円相場を見ながら、給料(円)で投資資金を捻出できる方がうらやましくて仕方ありません。

(現在当方は給料はすべて生活費と教育資金に消え、配当金の再投資分、つまりドルでしか投資できない状況ですので、、、)

ってこんなことを書くと、

「おいおい、追加投資どころか投資資金を増やしたいなんて、それもこの超円高進行時に、、、能天気にもほどがある!」

ってお怒りの方もいるのでは?

ただ当方とてむやみやたらにそんなことを言っているわけではありません。

実は暴落時の投資で参考にしている言葉があります。

それがご存じオマハの賢人、投資の神様バフェットの言葉。

まずはなんと言ってもこちら。

「みんなが貪欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時に貪欲であれ。」

現在の相場環境はまさに多くの人が恐怖心を抱いている状況。

リーマンショック時をはじめこれまでそんな時に、いやそんな時にこそバフェットは買いを進めてきました。

そのリーマンショックで日々株価が暴落を続ける中、当方はこの言葉を心の支えに決死の覚悟で買いを続けていたことを今思い出しています。

そして重要なのは当時どの銘柄も決して底値では拾えていないこと。

買った翌日には含み損。そして一時はその金額がどんどん膨らんでいった。

毎朝相場を見るのが本当に怖い、そんな恐ろしい状態でした。

しかし決して売却はしなかった。

その理由がこちらの言葉。

「喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきですらない。」

そう、長期で持ち続けようと心に決めていたから。

当時でも最低10年は保有しようと思っていた。

だからどんなに含み損を抱えてつらくても売ることはしなかった。(つっ、妻には死んでも言えん!とは思いましたが、、、(脂汗))

それが現時点でも当時購入した銘柄が含み益となっている最大の理由なのです。

あの時資産の目減りに耐え切れず恐怖のあまり売却した投資家は損失を確定させただけで終わったのです。

「いやいや、そんなこと言ったって今回はこのままずっと下落を続ける可能性だってあるわけでしょ!」

って確かにその可能性はあります。

でも当方はバフェットのこちらの言葉を信じたい。

「我々が歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ。」

長期で見れば米国株は着実に右肩上がりで来ています。

ここが日本株との大きな違い。

当方は歴史から学ぶこと、歴史は繰り返すことを信じてこれからも投資を続けて行きたいと思います。

(暴落時の追加投資にあたってはバフェットの以下の言葉を読んだうえでくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

「リスクはあなたが何をやっているか理解していない時に起こる。」

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POSTED COMMENT

  1. ひろー より:

    こんばんは。

    やっと下げの第二弾が来た感じですね。
    下げる前はいやいや、これでは2018年の水準に戻っただけでしょう、という感じでしたが2016年の水準まで全体的にみると落ちてきましたね。

    そんな中でもちゃんと米ドルの配当金は振り込まれてくるので、やはり強い企業に投資していくのは重要ですね。
    せっかく企業収益のいくらかをそのままくれるって言うんだからできればもらっておきたいですしね。
    大金持ちならぬ大株持ちになるにはこの試練を乗り越えないといけないかと思うとなんだかワクワクしてきました。

    Fear and Greed Indexが一桁台の今、普段から決算をチェックしているどの企業の株を買うか悩みながら過ごしたいと思います。
    (ADP、PEP、Vは直近で買い増ししてしまったのでそれ以外で選定することになりそうです。)

    • naobito より:

      ひろーさん
      「ちゃんと米ドルの配当金は振り込まれてくるので、、、」
      そう、これが重要。

      「なんだかワクワクしてきました。」
      そう、これも大事。
      高値の花の銘柄の配当利回りはまだまだ低い、ということは本当の意味での暴落とは言えないのかもしれませんね。

  2. そだお より:

    下落幅、一時2000ドルって・・・
    サーキットブレーカー発動って・・・

    早くもお祈り全開。
    「減配しないでね~~」「減配しないでねぇ~~~~っ」

    • naobito より:

      そだおさん
      まさにあのリーマンショックの再来状態となって来ました。
      4月からの各社の決算発表に大注目ですね。

  3. ウィニングチケット より:

    ただ淡々と毎月毎月お小遣いで
    ちょっとずつちょっとずつ
    買い増しするだけですね。

    永久保有で配当を死ぬまで
    もらい続けるつもりなので
    米国株保有株の含み損も含み益も
    あまり見ないので
    気にしませ~ん。

    あっ、でも
    保有日本株は売却して
    米国株の保有原資にする
    つもりなのでこの暴落には
    ショック!Σ( ̄□ ̄;)を受けてます、、

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      「ただ淡々と毎月毎月お小遣いでちょっとずつちょっとずつ買い増しするだけ」これが大事ですよね。
      そして配当を死ぬまでもらい続けるスタンスも。
      日本株売却の予定だったのですね、、、、

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