リタイア（FIRE）の醍醐味を考えてみた

早いもので当方がリタイアしてから2年以上が過ぎました。

リタイア後は当然一切仕事はしていないわけですが、以前会社勤務時代の方々との飲み会に参加した時、定番の「ところで会社辞めて今何をしてんの？」という話になりました。

「ほら、来た。」とあらかじめ予想していた当方、

「いや、今は特に仕事はしていないんですよね～。　でもそろそろ探さなきゃ、って思ってはいるんですが、、、」

と準備していた回答で応対したのですが、やはり相手は怪訝そうな顔をする。

言葉には出せねど、「一体こいつは仕事もしないで毎日何をしているのか。」って顔に書いてある。

但しここで、

「実は株式投資をやってましてねぇ。それもメインは米国株投資、さらに言えばインカムゲイン投資なんですが、お陰様でそこそこ配当収入があるもんですからあえて働く必要もないもんで。」

などと事実を述べようものなら怪訝な顔では済まず、特に相手が株式投資などしたことのない方の場合、「こいつギャンブルになんかに現（うつつ）を抜かしてるのか。会社時代からちょっと変わっているとは思っていたけど（それは事実です、、（汗））、会社辞めてから益々変わり者になってる。」

と、二度と飲み会に呼ばれなくなる可能性が高い。

というわけで、当方が考えたもっとも当たり障りのない答えが準備していた上記回答となります。

ただそもそもリタイアの目的って何か？

と問われれば、

やはり、

自分の好きなことをする！

これに尽きるのではないでしょうか。

で、「仕事はしていない。」という回答に対して怪訝な顔をする人は、仕事が大好きな方を除くと批判を覚悟で言えば、

・仕事以外に日々することがほぼない。

and/or

・仕事をしないと生活が維持できない。

人なのではないでしょうか。

リタイア後、最初のうちは例えば豪華客船での海外旅行等、現役時代やろうと思ってできなかったことにのめり込んだはいいが、そのうちやることがなくなって毎日が退屈になり結局仕事を再開した。

などという話をよく聞きますが、これとて結局”好きなこと”がなかったのでは？

そもそも論として、現役時代の仕事さながら、「次から次へと何かをやらなければならない。」必要があるのでしょうか？

当方の場合、根が怠け者なもので、

「うたた寝などしながら、日長一日ボーッとして過ごす。」

ことが全く苦にならない、というか誰にも邪魔されることなくボーッとしていたい、タイプ。

だから毎日5時前には起床し、掃除、洗濯物干し等の家事、庭仕事等をできるだけ早く済ませ、できれば午前中にブログ記事を書いてしまい、午後からは、昼寝を含めボーッとしていたい。

いや、逆に言えばボーッとしていたいがために、それらの家事等をできるだけ早く終わらせてしまいたい。

つまり、極限すれば自分の好きなこととは、誰にも邪魔されることなくボーッとしていること。

と言えるかもしれない。

それがリタイア（FIRE）の醍醐味　

「いや、そんなの単なる怠けもんじゃん。俺（私）そんな人生イヤ。」

と言われてしまえばそれまでなのですが、人間には性分、たちというものがあり、好きなことは人それそれ。人は人、自分は自分。

自分がよければそれでいいーーんです！

（リタイア後のニワトリより早い起床にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。）

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