配当

すでに答えは出ている? 増配率ゼロ銘柄は躊躇なく売却すべき理由

インカムゲイン投資家として、増配率が重要であると同時に何よりの楽しみであることは今更説明の必要はないでしょう。

当方も持株の増配率リストを作成し、その楽しみを味わっています。

そんなリストの作成を続けて来て、あらためて気づいたことがあります。

それがこちら。

こちらは2017年以降の保有株の増配率リストからの抜粋となりますが、注目は黄色で色づけられた部分。

・クラフト・ハインツ

・ロイヤル・ダッチシェル

・AT&T

いずれの銘柄も配当維持、つまり増配ナシの後遅かれ早かれ減配を実施しているという事実。

しかも大減配。

クラフト・ハインツは2019年の初め、ロイヤル・ダッチシェルは2020年4月の終わりにいずれも大減配を発表した。

そしてワーナーメディアのスピンオフに伴い、AT&Tはすでに来年には減配することを公表している。

おそらく減配率は4割を超えるでしょう。

「増配しないインカムメイン銘柄が減配リスクが高いのなんて当たり前でしょ?今さら何言ってんの?」

という突込みはごもっとも。

ただ検討に検討を重ねて選んだ銘柄であればあるほど人間情が入ってしまう。

「今回はダメだったけど、この銘柄のことだからきっと次回はまた以前のように増配してくれるはず。」

とついつい期待してしまう。(そんな経験皆さんにもありませんか?)

しかもこういう銘柄は大抵配当利回りが高い。

配当を追い求めれば追い求める程、

「たとえ増配しなくたって、配当利回りは購入価格ベースで5%を超えているんだから十分。人間欲張ってはいけない。」

などと言う一見もっともらしい理由をつけて自分を納得させてしまう。

と前置きが長くなりましたが、注目すべきはエクソン・モービル。

2019年まで37年連続増配を続けていたこの銘柄ですが、新型コロナ流行による原油価格暴落等の影響で2020年は増配しなかった(というかできなかった)。

そして今年もまたしかり。

今年に入って原油価格は上昇しているとは言え、いまだ新型コロナ感染が一向に沈静化しない状況、さらに今後新たな変異株の流行が危惧される状況を考えると大減配の3銘柄同様、

次はエクソン・モービルか?

やはりここは躊躇なくこの銘柄を売却すべきか?

と考えてしまう。

ただ人間そう簡単には割り切れない。この銘柄は他とは状況が違う、と考えてしまう。(私だけ?)

幸い次回の増配タイミングは来年4月とまだ時間はある。

これからも原油相場をにらみながらこの銘柄の保有継続の判断をしていきたいと考えているところです。

(増配ゼロ銘柄の売却判断にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

POSTED COMMENT

  1. あめ より:

    原油価格が70ドルと高水準ですね。
    XOMとRDSなら、負債を削減しつつ配当の維持も期待できる水準でしょうか。

    減配したとはいえ、RDSのフリーキャッシュ創出力+復配+自社株買い等、相変わらず超が付くほどの株主還元姿勢も好感できますね。

    ただやっぱり原油価格と需給にどうしようもなく命運を握られているのが石油銘柄、、なのは、自分も昨年実感させられました。
    今のXOMの配当利回りが魅力で、つい買い増ししたくなっちゃいますけど。。

    • naobito より:

      あめさん
      こんばんは。
      おっしゃるとおり今の原油価格であれば、XOMとRDSは負債を削減しつつ配当の維持も期待できる水準です。
      ただ短期売買ならいざ知らず、長期投資の場合エネルギー銘柄にキャピタルゲインを期待してはいけません。
      あくまで定期預金的役割を期待すべきです。

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