3月28日にエネルギー大手のシェル(SHEL)からの配当金を受領しました。
今回の1株配当ですが、すでにリリースされたとおり前回の1株当たり0.50ドルから15%増配の0.575ドルとなっています。
振り返ればこの銘柄は新型コロナ発生⇒原油価格大暴落⇒業績悪化(含む:見通し)により、2020年4月に6月支払いの配当をそれまでの1株当たり0.94ドルから0.32ドルへと66%もの大減配を発表。
しかしその後原油・天然ガス価格上昇による業績回復で2020年12月の配当は1株当たり0.333ドルへと約4%の増配を実施。
翌年2021年6月支払い分は1株当たり0.347ドルへと4.2%の増配。
さらに2021年9月支払い分は1株当たり0.48ドルへとなんと38.3%もの大増配。
続いて2022年6月支払い分では0.50ドルへと4%増配を実施した。
そして今回0.575ドルと15%増配を実施。
と順調に増配を続けているこの銘柄。
(以下は年間ベースの増配率の推移)
但し、最近の原油価格は景気後退見通しを反映し下落を続けており1バレル70ドル前後の状況。
となれば今後業績が悪化する可能性が高いわけでこれまでのように順調に増配を続けることができない可能性が出て来た。
そこで注目するのが自社株買い。
自社株買いを継続している限りは少なくとも減配の可能性はないのでは、と考えています。
その意味ではすでにリリースされたとおり今期第1四半期までの期間で40億ドルの自社株買いを発表したことは朗報でしょう。
ということで、当面はホールドを続けたいと思います。
(70年以上減配ナシもやる時は大減配する銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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