シーゲル銘柄とその銘柄が属するセクター全体との比較、ということで前回はヘルスケアセクターを取り上げたわけですが、今回はもう一つのセクターで比較してみたいと思います。
そのセクターが、生活必需品セクター。
シーゲル銘柄でそのセクターに属する銘柄は実に多く以下のとおり。
・1位 フィリップ・モリス(MO&PM)
・4位 トーツィー・ロール・インダストリーズ(TR)
・6位 コカ・コーラ(KO)
・8位 ペプシコ(PEP)
・9位 コルゲート(CL)
・16位 プロクター&ギャンブル(PG)
・17位 ハーシー(HSY)
・19位 ゼネラル・ミルズ(GIS)
(尚、11位にランクインしている(クラフト)ハインツはクラフト・フーズとの合併から日が浅いため今回は対象外としました。)
そしてセクター全体の平均値としてバンガード社のVDC(米国生活必需品セクターETF)を採用しました。
<VDC概要>
バンガード・コンシューマー・ステープルズETF (Vanguard Consumer Staples ETF) は、米国籍のETF(上場投資信託)。
MSCI USインベスタブル・マーケット一般消費財インデックスに連動する投資成果を目指す。
全資産を、指標指数の各構成銘柄に指標と同一比率で投資する。
その結果がこちら。
なんとセクター全体(VDC)を上回っている銘柄はハーシーのみというお寒い状況。
以上前回のヘルスケアセクターと合わせ見てきましたが、あくまで10年間という限定された期間での比較ではありますが、トータルリターンを目指すのであればシーゲル銘柄からの銘柄選択はもはや時代遅れ。
と言わざるを得ません。
まだ読んでいない方はこの機会に是非どうぞ。
株式投資の未来(by ジェレミー・シーゲル)と
(セクター平均との比較結果を妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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