配当

公益事業銘柄サザン(SO)が増配を発表 22年連続増配・75年間減配ナシ

公益事業銘柄のサザン(SO)が現地時間の4月17日、配当のお知らせをリリースしました。

企業概要

サザンは公益事業持株会社。子会社を通じて、アラバマ、ジョージア、フロリダ、ミシシッピ州で電力事業を展開し、発電所の建設、買収、管理、電力卸売事業を行う。

原子力発電所、水力発電所、化石燃料発電所、複合サイクル・コジェネレーション発電所を所有、運営する。

また、南東部でデジタル無線通信サービスと光ファイバー回線の卸売事業を展開。

(YAHOOファイナンスより)

サザンと言えば、2016年以降四半期で2セント、年間8セントの増配を継続中。

以下グラフが示すとおり、毎年の増配率は3%前半と非常に狭いレンジに貼りついており、ある意味愚直なまでにきっちりした配当方針を持っている会社。

ということで、「恐らく今回も年間8セント増配、、、」と思いながらリリース内容を確認することに。

内容は以下のとおり。

サザン・カンパニーは、前四半期比2セント増の1株当たり70セントの四半期通常配当を、2023年5月15日現在の株主名簿に記載された株主に対し、2023年6月6日に支払うことを本日発表しました。

うーん、やはりサザンはサザン。

これまでの配当方針が揺らぐことはありませんでした。

但しこれで22年連続増配達成。

配当貴族銘柄入りまであと3年ということになります。

「いやいや、そうは言ったって2セントずつの増配ということは増配率で見ればじわじわと下がっているわけでしょ?」

って確かにそのとおり。(汗)

しかしたとえわずかとはいえ毎年着実に配当収入が増加している。

これが重要。

さらに見逃してはならないのが銘柄が、

1948年以降75年に渡り1度たりとも減配をしていないという事実。

これら事実を前にした時。

この先の景気後退を前にしてもインカムゲイン投資家として何物にも代えがたい安心感を感じるのでした。

(増配発表直後の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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