昨日の夕食時、ニュース番組で大きく取り上げられた米国市場大暴落に関して妻とこんなやり取りがありました。
妻:「なんかすごい株下がってるみたいね。」
当方:「あっ、みたいだね、(嫌な予感、、、)」
妻:「会社の株も下がってるんでしょ? 大丈夫なの?」
当方:「今株が下がってるからってすぐどうのこうの言う問題じゃないよ。 ただこれから景気が悪くなるというシグナルではあるけど。」
当方:「まあうちの会社は資金が潤沢だから、危ないとかいうことないよ。 少なくとも俺の定年までは大丈夫だから。」
妻:「ならいいけど。」
妻:「ところで、うちの資産の方は大丈夫なの? 株とか?」
当方:「えっ?(ドッ、ドキッ。)」
当方;「だっ、大丈夫大丈夫、かっ、株というのは短期的には大きく変動するものなんだよ。今すぐ売るならいざ知らず、長い目で見れば必ず戻るって歴史が証明してるんだ。(汗)」
妻:「ふーん。」
当方:「あっ、そうそう、お前も知ってる桐谷さんは「株というのは上がったり下がったりするもんなんです。」って日頃から言っている。だから決して売りはしないんだ。」
妻:「ふーん。」
当方:「あれっ、なんかキッチンで変な音がするみたい。もしかしてコンロの火つけっぱなしなんじゃないのか?」
妻:「あっ、忘れてた!」
ふうー、危ないところだった。
まさか妻から株の話が出ようとは。
とてもじゃないが、「現在最高値から2000万以上吹き飛んでいます。」なんて言えるわけない。
今回の中国ウィルス(byトランプ)による株価暴落ですが、連日のようにマスコミで報道されています。
マスコミの宿命、と言ってしまえばそれまでですが、旬なニュースに関してはこれでもか、これでもかと取り上げる。
しかも普段は株式の話題など絶対に取り上げないワイドショー等のテレビ番組までもが。
しかも悪い時だけ。
すると当然主婦の皆さんも注目する。
となれば株などやったこともない奥さん達までがあちらこちらで株の話題を口にするようになる。
とここで当方、ある逸話を思い出しました。
それが以下靴磨きの少年の話。
1929年10月24日(木曜日)に大恐慌の始まりとなる米国株の最初の大暴落がありました。
その少し前のジョセフ・P・ケネディ氏(第5代米国大統領ジョン・F・ケネディの父親)と靴磨きの少年の逸話は広く知られています。
ケネディ氏はその時までに株式投資で大儲けしていました。
1928年冬のある日、オフィスに向かう途中で、靴磨きの少年に靴を磨いてもらいました。
靴を磨き終わった後、その少年はケネディ氏に向かって「おじさん、〇△株を買いなよ」と言ったそうです。
それを聞いて彼は「こんな少年までが株の儲け話をするなら、この後に株を買う人はいないから株式は暴落する!」と考え、すべての株式を売り払って難を逃れたとのことです。
(SBI証券より抜粋)
この話と奥さんとの会話に何の関係があるかって?
そう、妻は靴磨きの少年。
「こんな主婦までが株価暴落の心配をするなら、この先株を売る人はそう多くはいないだろうから近々株価は底打ちし、上昇に転ずる!」
ということで、
「これまでどおり余剰資金でせっせと株を買おう!」
と心に決めた中年投資家なのでした、、、
(主婦との会話に基づく株式購入にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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昨日私の妻も、普段全く関心のない保有株の状況を気にして、
「あなたの運用は大丈夫なの?」って聞いてきました。
「これは反転の予兆か?」は当たっているかもしれない。
Risingballさん
おー、いっしょでしたか。
お仲間が増えれば増える程、なぜか安心する自分がいます。(笑)
おはようございます。
当方の妻はNYダウが爆裂に下げた次の日のニュースで株大丈夫なの?と聞いてきたので指標にはならなそうです。。。
それは置いておいて、昨日はCSCOとMKCが上げてたので底(2番底?)には達していそうな感じですね。
ひろーさん
おー、やはり奥さん聞いてきましたか。
でもちょっと早すぎましたね。株をやっていらっしゃるとありがたいのですが、、、
あ、うちの妻も証券口座を持っていますよ。
ただし、リスク許容度がだいぶ低いので普段の買い物をキャッシュレス決済(ただのデビットカードとも言う)に寄せた時に付いたポイントのみを投資に回しています。
eMaxis Slimオール・カントリーを買って寝かせとけば良いよ~と言う本当にBuy&Hold出来る優良投信しか勧めていません。
ひろーさん
安心しました。
なぜなら奥さんは靴磨きの少年とは言えないから。