1月の購入はギリアド・サイエンシズ(GILD)だったことはすでに書きました。
3ヶ月連続で購入したとは言え、ポートフォリオ的にはまだ余裕があるわけで購入時点では次回以降もこの銘柄が第一候補、と考えていたのですが、新たな購入候補が出現してしまいました。
それがバイオ医薬品大手のアムジェン(AMGN)。
企業情報
アムジェン(Amgen Inc.)はバイオテクノロジー会社である。
【事業内容】同社は多様なヒト治療法を発見・開発・製造・提供する。
同社はヒト治療事業を運営する。
同社の製品ポートフォリオはNeulasta(ペグフィルグラスチム)、Aranesp(ダルベポエチンアルファ)・EPOGEN(エポエチンアルファ)等の赤血球産生促進剤(ESAs)、Sensipar/Mimpara(シナカルセット)、XGEVA(デノスマブ)、Prolia(デノスマブ)及びNEUPOGEN(フィルグラスチム)、並びにKYPROLIS(カルミゾミブ)、Vectibix(パニツムマブ)、Nplate(ロムリプスチム)、Repatha(エボロクマブ)、BLINCYTO(ブリナトモマブ)、IMLYGIC(タルミモジュラーラパーパープ)、Corlanor(イバブラジン)など他の市販製品を含む。
同社は腫瘍/血液学、心臓血管疾患および神経科学の分野における重篤な疾患の治療のためのヒト治療法を提供し、反復性片頭痛治療用Erenumab、骨髄異形成症候群治療用Aranesp、急性リンパ芽球性白血病治療用BLINCYTOおよび転移性メラノーマ治療用IMLYGICを含むフェーズⅢの製品候補を提供する。
(SBI証券より)
がんと腎疾患を専門とする治療薬を開発しているこの銘柄ですが、実は今後はさまざまな疾患の治療に使用されるバイオロジクス(生体を利用して作られる医薬品)とバイオンミラー(後発バイオ医薬品)の分野での成長が期待されています。
そのアムジェンですが直近の売上の推移は以下のとおり。
これを見ると規模こそ日本円換算で2兆円超えと大きいものの、成長率という点では疑問符がつく。
ではなぜこの銘柄が購入候補に浮上したのか?
その理由がこちら。
そう、稼ぐ力を表す営業キャッシュフロー。
と書くと、
「いや、それはわかったけどこっちの数字だって直近2019年では大きく減少しているじゃないの。」って突っ込まれそう。
確かにそのとおりなのですが、注目すべきはマージン。
このマージンが前期比で大きく下落した2019年でもなんと40%近い。
そしてフリーキャッシュフローと配当支払後の残高は潤沢。
ということで高い増配率を維持できる。
これも大きな魅力。
現在の配当利回りは2%台後半。
すでに配当収入300万円を達成し以前より配当利回りの基準を下げたインカムゲイン投資家として、心はすでにこの銘柄へと移っているのでした。
(後発薬を取り扱っている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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