通信大手のAT&T(T)から2月4日に配当を受領しました。
今回の配当ですが、前回同様1株当たり0.2775ドルとなっています。
直近の業績ですが、現地時間の1月27日に発表した2024年第4四半期決算は前年同期比で増収(+0.9%)、特殊要因を除いた調整後1株利益は前年同期と同額の0.54ドル。
アナリスト予想との比較では、以下のとおり売上はほぼ予想値、また調整後1株利益は予想を上回っています。
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そして2025年の通期見通しですが、昨年末の投資家説明会で発表したガイダンスを維持し以下のとおりとしています。
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AT&Tと言えば2021年に増配を見送り配当貴族銘柄から陥落したばかりか、2022年5月支払いの配当はそれまでの1株当たり0.52ドルから0.2775ドルへと47%もの大減配を実施。
そして昨年も増配を実施しなかった。
しかし今後には期待が持てそう。
その理由は昨年12月3日に公表した自社株買いの再開。
具体的には今後3年間で少なくとも200億ドルを配当金支払いに、200億ドルを自社株買いに充てる計画を発表。
AT&Tの取締役会はすでに最初の100億ドルの自社株買いを承認しており、目標値であるEBITDAに対する純負債の比率が約2.5倍に達した時点で自社株買いが開始される予定とのことで、下半期に自社株買いを開始する予定となっています。
また自社株買いは2026年末までに完了させ、2027年には取締役会の承認が得られればさらに100億ドルの自社株買いを実施する予定、としています。
ということで増配再開に強く期待したいと思います。
(配当貴族銘柄から陥落した銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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