ある日のこと、いつものように
「あーあー、まだ昼飯には2時間もあるなー。」などと考えながら仕事をしていると、いきなり、
「正直者さん、ちょっといいですか?」
って部長から呼ばれてしまいました。
現在窓際の当方が部長と話をすることはほとんどありません。
当方が話をする上司と言えば、もっぱら一回り以上年下の課長。
この前話したのはいつだったっけ?というくらいの頻度。
呼ばれた瞬間心臓が止まるかと思いました。
で真っ先に思ったのが、
「普段まったく接点がない部長から直接話があるということは、これはもう深刻な話に違いない。そもそも仕事の話なら課長からのはず。もしやいよいよリストラ?あるいは左遷か!」
自分でも心臓がバクバクいうのがわかります。
何はともあれ部長のあとをついて打ち合わせ室へ。
部長:「すいませんね~、忙しいところ。」
正直者:「いえいえ、とんでもありません。(忙しくないって知ってるくせに。)」
部長:「最近どうですか?」
正直者:「まっ、まあなんとかやってます。(漠然とどうですか?って言われても答えようがないだろっ。」
部長:「実は突然なんですが、」
正直者:「・・・・・・(き、来た、俺はクビか?左遷か?(ゴクリ))
部長:「あなたには事前に伝えておいた方がいいと思って。」
正直者:「・・・・・・(ゴクリ+バクバク)」
部長:「あなたの上司のK君だけど。」
正直者:「はっ?(なっ、なんと!俺じゃなくてKの方?♪)」
部長:「彼には近々異動してもらおうと思ってるんですよ。」
正直者:「はっ、はあ。(なんだリストラじゃないのか、ということは左遷?)」
正直者:「で、どちらへ?」
部長:「海外の方に。今駐在しているAさんがもうすぐ帰任なのは知ってますよね。その後任ということで行ってもらうつもりです。」
正直者:「ということは?」
部長:「そう、まあ栄転ということです。」
正直者:「で、ではKさんの代わりの課長は?♪(ごっ、ゴクリっ)」
部長:「あー、それはIさんにやってもらおうと思っています。でも知ってのとおり彼は別の課からの異動ということで経験がない。ということで正直者さんには今までのポジションでいろいろ助けてもらいたいと思ってるんです。」
正直者:「はっ、ハイ、、、」
とりあえずリストラや左遷にならなかったことにはホッとしましたが、窓際の身分とは言え淡い期待をいだいた私が大バカでした。
なんか結構くやしい気分。
と胸中複雑な窓際中年投資家なのでした。
(投資と関係ない話題ですみません。)
(上司に対する過度な期待はあくまで自己責任でお願いいたします。)
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