早速ですが以下のとおり2024年年末、12月末時点の米国株の実績を公開します。
評価(=含み)損益の表示は100%と表示されていれば時価は購入価額の2倍、200%であれば3倍になっていることを示しています。
ご覧のとおり時価総額合計(円)は124,286,675円、前月比プラス7,444,858円(+6.4%)となっています。
月末ベースでは昨年3月以降1億円超えをキープ、これは配当に傾注し投資を続けて来た投資家としても嬉しい限りです。
尚、月末時点(正確には12月30日ですが)のドル円レートは157.90円。
前月末は150.13円であり7円以上の大幅な円安ということで、真の実力を表すドルベースでの金額は前月の778,271ドルに対し787,123ドルと1.1%の増加となっています。
ちなみに市場平均(S&P500)は前月比-2.5%となっており、珍しく市場平均を上回るパフォーマンスとなりました。
今回年末ということで、年間パフォーマンスは以下のとおり。
当ファンド:+21%
S&P500 :+24%
残念ながら市場平均に劣後する結果となりましたが(涙)、昨年は配当のほとんどを米国株ではなく日本株への投資に充てたため正確な比較にはなっていない点は考慮する必要があります。(ハイ、言い訳です。)
銘柄個々の動きは以下のとおり。
尚、12月は旧NISAの非課税期間が終了するギリアド・サイエンシズ(一部)とIBMの売却とIBMの再購入を行っています。
全21銘柄のうち前月に対し増加(株価が上昇)した銘柄がわずか2(IBMは買い増しでの増加)に対し、減少(株価が下落)した銘柄は19銘柄。
なのになぜ全体でプラスとなったかと言えば、ブロードコム(AVGO)が+43%と爆上げしたから。
上昇のきっかけは12月12日の第4四半期決算発表時のホック・タン最高経営責任者(CEO)の投資家向け電話会議での「2027会計年度に600億ドルから900億ドルのAIによる売上機会を見込んでいる、」とのコメント。
この発言でこの銘柄に対する期待が大いに高まった。
ただ現在の株価は明らかに割高。AIブーム終息と伴にどこかで調整が入ると思っています。
尚、昨年は日本銘柄への投資をメインに本来の姿である優良配当銘柄への投資を再開したわけですが、今年は目標である年間配当30,000ドル達成のため米国株への投資にも力を入れるつもりです。
となると気になるのはやはり為替。
米国ではトランプ次期大統領の関税引上げや減税実施によりインフレ懸念はあるものの当面は利下げの方向。
一方日本では、12月は見送ったものの日銀が利上げタイミングを計っている状況であり、今後は日米金利差縮小で円高方向に進むことも考えられます。
しかしたとえこの先為替、そして株がどんな相場になろうとも、インカムゲイン投資家として為替・時価を気にすることなく今後も業績、特に営業キャッシュフロー等の稼ぐ力が確かな優良配当銘柄への投資、そして保有を愚直にかつ淡々と継続する姿勢になんら変わりはありません。
(本リストを参考にしての銘柄選定にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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