昨年までとは打って変わり今年に入り株価下落・暴落で来る日も来る日もマイナスの数字に、もう持株の株価や時価を見るのが嫌になった、と思っている方も多いことでしょう。
(というか、売りから入っている投資家以外はほぼ全員がそうじゃないか、と思っていますが、、、)
株価が下落・暴落しているという事は、買いをはるかに上回る売りが出ている、つまり売り手が多いということ。
これ当たり前の話です。
そしてもう少し考えてみると、より多くの人が売っているのみならず、より大量に売られている。
ということ。
で、普通に考えると大量に売っているのは主に機関投資家。
これらの人々は、常に一定期間内に目標としている結果を出す必要があるわけです。
つまりは「いつまでにどれくらいの利益を出さねばならない。」という達成ノルマが決められているわけです。
そしてそのノルマを達成できなければ、特に米国企業の場合は最悪クビもあり得る。
だから、今回のような暴落相場になった場合、期間内でのこれ以上の損失拡大を防ぐために(あるいは利益確定のために)急いで手じまいする、というパターンが多くなります。
それに対して当たり前の話ですが、我々個人投資家にノルマはありません。
もちろんそれぞれ目標はありますが、それは他人にどうこう言われる筋合いのものではない。
達成できなくても自分だけの話、上司がいるわけでなし、誰からも叱責されることもありません。
(ご家庭によっては上司より数倍怖い、妻からの叱責があるかもしれませんが、、、(脂汗))
ましてや短期投資家やキャピタルゲイン投資家ならいざ知らず、個人投資家の場合はほとんどの方が長期投資を基本としているのではないでしょうか。
となれば仮に現在含み損が出ているとしても、別に期間が決められているわけでなし、長いスパン、長い目で持株を見ることができるのです。
そして保有期間を長くとれば取るほど株価変動に対する余裕度・ゆとり度が高まっていきます。
これ、現在期間無制限、生涯保有に限りなく近づきつつある当方の場合の実感です。
さらに言えば、インカムゲイン投資の場合目標とすべきはあくまで配当。
株価上昇によるキャピタルゲインではありません。
株価に反し、ここ最近の超円安で配当は毎月チャリンチャリンと嬉しい音を立てて以前より多く積み上がって行きます。
極論すれば、株価変動による含み損益は砂上の楼閣、おまけのようなもの。
ということで、
株価暴落時こそ個人投資家は安心できる。
と最近の相場を眺めながら感じている今日この頃です。
(暴落時の投資にあたってはくれぐれも自己責任にてお願いいたします。)
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そうですよね。
下落時にもホールドして買い増すのが個人長期投資家ですよね(生活費なので買い増せないですが)。
そこが胆力が試されるし、銘柄選定に労力を割かないと失敗する原因でもあると思います。
円安もあり米国株の配当は上昇しているんですが、問題は日本政府の(実質)増税です。
現在決まっているだけでも私の場合15%の(実質)増税がありました。
金融所得増税もまた岸田総理が検討すると発言していて、さらに源泉徴収でも国民健康保険、介護保険の徴収を行う法案が年末の自民党、公明党による税制調査会で検討されます。
なので実質全部消えている(マイナスだと思います)状態で、円安もいわば株価と同じですし不安いっぱい、増税だけ確定という感じです。
今のところ投資の最大のリスクは岸田政権による日本政府、財務省ということになってしまっています。
これで金融所得倍増計画ってもう笑えん状況です。
なんなんですか、この岸田って人、、、
屯倉さん
こんにちは。
投資家の敵、それが岸田政権であることは間違いないのですが、現在支持率は絶好調。
これ、裏を返せばそれだけ日本には投資家が少ないことの証左かと。
やはり岸田政権に退場していただくには日本に投資家を増やすしかなさそうですね。
正直者さんのありがたいお言葉「株価暴落時こそ個人投資家は安心できる。」これをおまじないのように唱えて、難局を乗り切りたいとおもっています。
uebra880600さん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
今後金利引き上げは確実にそれも結構な期間続くことは間違いなく、株価はさらに調整を余儀なくされると思っています。
しかしいつかは必ず底を打つ時が来るわけですから、焦らずくさらず長い目で難局を乗り切りたいですね。
おはようございます。
FOMCでパウエル氏がどのような結論を出すのかとても興味深くついつい早起きしてしまいました。
今日のプログ記事は
バートンマルキールの超名著からの引用ですね。
ただ本家本元はインデックス投資の聖典ですが、正直者さんのプログは配当再投資流の最強の道場ですね(笑)
今は、インデックス投資、インデックス積立では凄まじいマイナス損益の局面でここでしっかり積立投資継続できるかが問われるところですが、ここ数年でインデックス投資積立を始めた方々のどれだけが継続できるか、興味深いです。
むしろ今こそ、配当金に注目が集まるターンですね。
門下生も凄まじい勢いで増えているのではないのでしょうか。
インデックス投資原理主義から配当金再投資流への転向がどんどん増えて来そうですね。
正直者さんも寄稿されている日経マネー、ダイヤモンドザイ、東洋経済などでも配当金を前面に出した特集がどんどん増えて来そうですね。桐谷さんのように正直者さんが人気者になる未来が見えます(笑)
ウィニングチケットさん
おはようございます。やはり前日の種まきどおり0.75%でしたね。
ハイ、ネタ切れもあり引用記事とさせていただきましたが、今後もこのような記事が増えそうです、、、(汗)
このような地合いでも淡々とインデックス投資等を継続できるか、まさに今投資家の胆力が試される局面ですね。
長い間ある意味アリとキリギリスでいうところのアリのようにチマチマした配当投資が日の目を浴びることはありませんでしたが、ウィニングチケットさんの未来予想が的中することを切に願っています。(笑)
こんにちは。
FEDの利上げは事前の観測気球通り0.75%の利上げでしたね。
とはいえ、まだまだインフレ率比では緩和的。
0.75%から1.0%の利上げはこれから複数回あるかも?と想定しておいた方が良さげですね。
金融所得増税に関しては給与所得と同じような段階的な税率が設定されるか、特定口座でも名寄せが行われて健康保険料や住民税は給与所得や年金所得と合算で取られるようになるのかもです。
実際にやろうと思えばすぐにできますし、何より取ると決めやすいところですからね。
それはそうと申告分離課税方式が廃止になるのが一番痛いですが。。。
申告分離課税が廃止されたら個別株やETFを持っている意義がほぼ無いので、全部売って分配金の出ないインデックスに一本化しちゃおうと思ってます。(前からずっと言っていますが)
ひろーさん
こんばんは。
本業の稼ぎのある方は申告分離課税が廃止されたらひろーさんのように分配金の出ないインデックスに一本化する方が増えそうですね。
岸田政権が長くなればなるほど廃止の可能性が高まるのでは?
と危惧しています。
おはようございます。
思いの外伸びてますねぇ。
増税も嫌だ、物価が上がるのも嫌だの二択は残念ながらどっちかしか選択できないのですが。※物価のインフレにはには公的な医療保険制度の保険料率の改定や自己負担率の増加を含むとします。
税金を上げられたくないならその分ばらまかれる国債の量は増えるのでインフレになりますよね。(=日本円の価値が薄まる)
世界的には通貨を刷ってばらまいて通貨の価値が下落(=M2マネーストックの急激な上昇)しました。そのため、数年遅れでインフレになっています。
税率を上げない、財政支出を抑えるのであれば医療保険制度の自己負担額は5〜7割になり、保険料は高止まりするでしょうし、それでもいいのであれば税金を上げなくてもいいですね。
(一時的に高負担低福祉国家になる想定)
風邪をひくだけでお会計が一回1〜2万円の世界になりますね。
ひろーさん
こんばんは。
これまで日本は、増税も嫌だ、物価が上がるのも嫌だ、で来たために国の借金がここまで膨らみました。
ひろーさんの言われる通り、税率を上げないで財政支出を抑えるのであれば残念ながら医療保険制度の自己負担額の増額等で対処するしかなさそうですね。
同じ自民党でこれだけ税制をコロコロ変えられると本当にみなさん一生働いて稼いでも取られ続け、後は死ぬだけの人生になります。
岸田政権下では財務省側はいくらでも法律を改正でき止める議員も議論もありません。
夢も希望もない人生で労働生産性を上げてお金をより稼ごうとしたり家庭を持って子供を育てようと思う訳がないです。
問題は議員のサラリーマン化が進み、野党が無いことで自民党の一党支配が進み(大企業化)みんな就職先が自民党になってしまっています。
そして選挙も自民党以外無いので意味が無くなり今の日本は実は民主主義が崩壊しているように見えます。
増税や優遇措置を廃止すれば国力が下がるので国力が低下していくのがわかりますよね、国の借金?である国債発行額は減ると思いますが、国力(資産)が減れば将来稼ぐ力がなくなり意味がありません。
日本人は大人しすぎて上の決定には逆らわない国民性ですから。
でも、それで将来がなくなったら意味がないです。
とにかくこのままでは参院選は自民党の圧勝、野党崩壊、年末の税制調査会での増税、優遇措置の廃止が続くと思います。
おとなしい日本人にはため息しか出ないです。
屯倉さん
おはようございます。
自民であろうが野党であろうが日本の場合もはや財政的に社会保険料を含め増税せざるを得ないことは明白です。
法人税、所得税、消費税、社会保険料、問題はどこから取るか、ではないでしょうか。
そう考えると投資家としては金融所得増税を目論む岸田さんには早々にご退場願いたい。
これだけは言えるのでは?
お祈り投資家のそだおとしては、毎月チャリンチャリンの配当だけが心の支えです。(泣!)
これだけ円安になれば、海外資金が日本市場に流れ込んでこないかな?(妄想)
そだおさん
おはようございます。
このまま円安が進んだ場合、当方ですら日本株への投資を考えているくらいですから海外資金が流れ込んでくる可能性は高いのでは?
ただ今は世界的に地合いが悪すぎます。
お互い嵐が去るのをじっと待ちましょう。
財政面だけ考えればそうでしょうね。
残念ですがそこは考え方は私と根本的に違いますね、、、
naobito さんの考え方は財務省の考え方に近いと思います。
それでは国が持たないですよ。
屯倉さん
こんばんは。
財務省の考えは意識したことはありません。
このまま借金を野放図に増やし続ければそれこそ国が持たないと思います。
いずれにしても考え方の違いの問題ですので本件についてはこのくらいで終わりにさせてください。
了解しました。
誤解されてるかもしれないので追記しておきます。
私が一番問題と思っているのはこれだけ債務が増え、増税を行い国民がリストラされているのにそれに従って国が支出を減らす努力をしているようには見えないのです。
相変わらず議員は寝てるし、天下り先は量産しているし。100万円しかもらってないから議員を増やせとかいう発言は議長から出るし。
健康保険もそうです、相変わらず私の周りの医者は小さい医院なのに高級車乗り回して昼で仕事は終わり、まともに診療しているという噂も全く聞きません。転院させてるだけです。
収入>支出
という基本的な部分が今の政府や医療業界はなぜか収入を増やす((実質)増税)事ばかりになっているように見えるのです。
そこに憤りを感じています。
お気に触ったと思いますが失礼いたしました。