配当

配当収入300万円維持ではなく3万ドルを目指すことにした理由

2019年に初めて年間配当収入が目標の300万円を突破し、この金額を維持することで今後の生活のめどがたったことから今年2022年に晴れて60歳での(アーリー)リタイアを達成した当方ですが、ここに来て目標額の変更を考えています。

そもそも300万円(税前)という金額は、手取りで240万円、つまり月にして20万円の収入があれば公的年金と合わせリタイア後の生活がまかなえる、という前提で設定した金額。

その設定自体は変更しません。

ただ当たり前の話ですが米国株の場合配当はドルで入金される。

そして円金額は為替によって変動する。

それも場合によって大きく。

だから安定的に300万円を維持するためにドルベースで3万ドルを目指したい。

と考えたわけです。

年齢を重ねるにつれ求めるもの。

それは安心。

このことを自身が年齢を重ねてあらためて実感しています。

ちなみに来年の予想配当額は以下のとおり25,989.86ドルと3万ドルにはまだ4,000ドルちょっと足りない状況。

もちろん為替は水物。

今年は米国の大幅な金利引き上げ、つまり日米金利差拡大によって大きく円安となりましたが、将来どうなるかはまさに神のみぞ知るところ。

と書くと、

「いやいや、為替は水物だったら将来1ドル100円を割ることだってあるわけでしょ? そしたらたとえ3万ドルあっても300万円を下回るのでは?」

というツッコミが入りそう。

確かにそのとおり。

ただ、もはや歯止めのかかることのない少子高齢化の進展や膨らむだけ膨らんだ国の借金、さらには長きに渡り成長を忘れたこの国の将来を考えた時、この先極端な円高はないのでは?

と考えています。

ちなみに3万ドルは追加投資分を加味しない場合年平均5%の増配を続ければ3年後には達成できることになりますが、果たしてどうなりますか。

(まず配当ありき、の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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