現地時間の2月26日に電力・天然ガス事業を運営するエクセルエナジー(XEL)が配当のお知らせをリリースしました。
エクセル・エナジー(Xcel Energy Inc)は電気と天然ガスの配送会社である。
【事業内容】
NSP-Minnesota、NSP-Wisconsin、PSCo、SPSの4つの公益事業子会社を通じて、約380万の電力顧客と220万の天然ガス顧客にエネルギー関連製品とサービスの包括的なポートフォリオを提供する。
2つのセグメントを通じて事業を展開する。
規制電力セグメントは、コロラド州、ミシガン州、ミネソタ州、ニューメキシコ州、ノースダコタ州、サウスダコタ州、テキサス州およびウィスコンシン州で電力の生成、購入、送電、配電および販売を行う。
さらに、このセグメントには再販のための販売が含まれており、米国内の各種な事業体に卸売送信サービスを提供すう。
規制電力セグメントには、商品の卸売および取引業務も含まれる。
規制天然ガスセグメントは、主にコロラド、ミシガン、ミネソタ、ノースダコタ、ウィスコンシンの一部で天然ガスの購入、輸送、貯蔵、流通、販売を行う。
(SBI証券)
今回が増配タイミングでの配当のお知らせとなるわけですが、発表内容は以下のとおり。
・エクセル・エナジーの取締役会は本日、普通株式の四半期配当を1株当たり54.75セントから57セントに引き上げました。
・配当金は2025年3月14日現在の株主に対し、2025年4月20日に支払われます。
・「本日の4.1%の増配は、エクセル・エナジーの22年連続の増配を意味します。これは当社の長期成長戦略に対する取締役会の自信の表れであり、卓越した事業運営と財務体質の継続の結果です。」とエクセル・エナジーの会長兼社長兼CEOであるボブ・フレンツェル氏は述べた。
この銘柄は昨年5月に初めて購入、その後8月に買い増しした銘柄であり今回が初めての増配発表となりましたが、想定内の増配率となりました。
想定内と書いた理由は以下にあります。
・年間EPS(1株利益)成長率を6~8%にする。
・年間4%から6%の増配。
・配当性向50%から60%を目指す。
こちらはエクセルエナジーの長期目標となりますが、上記のとおり増配率については年間4%から6%の増配目標を明記していた。
今回の配当はそのレンジ内のほぼ下限値となったわけで、ぎりぎり合格点と言えましょう。
ちなみにこの銘柄の場合過去10年間の1株利益(継続的利益)は以下のとおり毎期増益を続けており、見事と言うしかありません。
ということでこの先の増配にもある程度期待できるのでは?と考えているところです。
(過去3四半期連続でアナリスト予想を下回り続けている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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