ステーキ宮、カルビ大将、寧々家などを展開するアトム(7412)の売却を考え始めています。
【特色】ステーキ、回転ずし中心の外食中堅。居酒屋も。名古屋軸に東日本にも展開。コロワイド子会社
【単独事業】レストラン83(6)、居酒屋12(11)、カラオケ5(10)、たれ0(29)、他0(66) <24・3>
【黒字復帰】店舗数は微減(前期純減21)。ステーキ宮は出だし苦戦もメニュー改定や割引販促投入し盛り返す。すしなどは改装効果発現。下期優待減額など本部経費も削減し、営業黒字化。減損縮小も税費用重い。
【集 客】ステーキ宮は1000円程度で値頃感あるメニューを導入。客数増加につなぐ。1月と4月に発生した食中毒には調理マニュアルの見直しなど再発防止徹底。
【業種】 外食・娯楽サービス 時価総額順位 21/162社(会社四季報より)
この銘柄ですが、食事券優待銘柄として購入した銘柄。
具体的にはステーキ宮での利用を念頭に購入。
また、購入時点での優待内容が100株保有で年間4,000ポイント(円分)と5%近い優待利回りだったことから迷わず購入を決めました。
しかし購入後業績悪化に伴い5月9日に「株主優待制度の変更に関するお知らせ」をリリースし、優待発行ポイントの半減を発表。
そして直近11月8日公表の2025年3月期第2四半期(中間期)決算は、前年同期に対し営業赤字が拡大(△172百万円⇒△330百万円)。
また、売上も1.4%の減収とさえない状況となっています。
優待目的での購入とは言え、業績が悪化すれば優待改悪の可能性が高まるのは自明の理。
というかそもそもまずは業績あっての優待。
今回の決算で通期予想を変更しませんでしたが、いくらなんでも下期6ヶ月で営業利益を1,183百万円にまで持っていけるとは到底思えない。
今後更なる優待内容の改悪も視野に入れねばならない。
幸いにも100株のみの保有であり、現時点の含み損は約1万円と傷口は浅い状況。
これまで9,000円分の優待ポイントを受領していますから、実質的な損失は軽微と言える。
さらに損益通算の原資としても使える。
と(得意の?)言い訳がましいことを書きましたが、今回のアトムの件で再認識したこと。
それは高優待利回りのワナ。
株主還元という意味で優待も配当と同様であり、高優待にはわけがある。
もちろん業績が順調に伸びていれば問題はありませんが、アトムのように業績が芳しくないにもかかわらず5%近い優待を提供している場合、大いにリスクあり。
と考えねばならない。
ただ何分肉好き&単細胞の当方、ステーキの誘惑に負けてしまった。(汗)
今回のアトムでの失敗を機に今一度保有優待銘柄の業績チェックを真剣に行いたいと考えているところです。
(まずは優待ありき、での投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おはようございます。優待投資家の正直者さん、日々優待消費にお忙しいようですね。この記事の企業のように業績悪化するハズレもたまに引くかもしれませんが、まぁ、優待投資は正直者さんのご趣味の世界でしょうし、そもそも原資は米国株配当金から、、実質原資はゼロでしょうから(笑)
ウィニングチケットさん
おはようございます。
確かに実質原資はゼロ、かつ優待投資は完全に趣味の投資なのですが、それでも投資のセオリーはきちんと守らねばならない。
つまり食欲<業績でいかねばならないという当たり前の事実を再認識した次第です。(苦笑)