コラム

優待投資が本来の目的から逸脱してもうれしい理由

早いもので当方が優待投資、厳密には食事券優待投資を始めてから1年が過ぎました。

初めて購入したのが丸亀製麵でお馴染みのトリドールホールディングス(3397)。

その後アトム、すかいらーくホールディングスと購入を続け、現在は10銘柄を保有しています。

購入を始めた理由の一つがリタイア後の昼食の確保。

お昼は基本前日の残りをあさって食べているのですが、たまには外食もしたい。

せめて週に一度くらいは。

ということで優待金額目標を52,000円(1,000円/週×52週)に設定し購入を続けているわけですが、現時点で47,700円とあともう少しの所まで来ています。

ただいざ実際に優待を受け取ってみると一人ではあまり使っていない。

家族で、特に子供が帰省した時に使っている。

というか、あえて家族と一緒の時に使っている。と言ってもいいかもしれない。

そして一部は一人暮らしの子供にあげている。

つまり本来の目的からは逸脱してしまっている。

一体なぜ?

ということなのですが、簡単に言ってしまえば、

そうしたいから。

より具体的には同じお得感でも皆で食べた時の方がうれしく感じる。

そして人に何かをしてあげた時の方が喜びを感じる。

人に何かをしてあげること自体に喜びを感じる。

これって例えば寄附もそうですよね。

貧しい人に寄附すれば寄附をされた人はもちろんうれしいでしょうが、実は寄附をする人もそれら人々の喜ぶ姿を見て、あるいは想像して場合によってはされた側以上の喜びを感じている。

人間って本来そういう生き物。

と言ってしまえばそれまでなのですが、今回の優待投資がある意味想定していなかった方向に進んでいることであらためて考えてみた次第です。

何はともあれ今回の優待投資が当方にお金以上の喜びをもたらしてくれている、これだけは確かなようです。

(優待券の子供への盲目的贈与にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    おはようございます。

    自分のためにではなく人のためになった方が嬉しいというお気持ちわかります。素晴らしい。
    自分のメモ代わりの分析を延々とツィートを日々公開し続ける原動力はやはり正直者さんと同じく誰かが喜んでくれるかも、という気持ちが大きいです。

    こちらの正直者さんのぶれないプログのおかげで、日々、自分の投資スタイルの羅針盤、灯台として活用させて頂いています。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      おはようございます。
      ウィニングチケットさんの日々の大量のツィートは自身の考えの整理はもとより読者にも大変有用な情報だと思います。
      継続の源泉はやはり、「誰かが喜んでくれたら。誰かの役に立てれば。」、という気持ちが大きいですよね。

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