エネルギー大手のエクソン・モービル(XOM)が現地時間の10月27日の第3四半期決算発表において配当に関するリリースを行いました。
エクソンと言えば昨年未曾有の好決算にもかかわらずその増配率はわずか3.4%。
ホルダーの期待を見事に裏切ってくれたことがまるで昨日のことように思い出されます。
となると現時点では昨年をはるかに下回る今年の業績では決して増配に期待してはいけない。
という思いを旨にリリース内容を確認。
・次回第4四半期の配当は前配当の1株当たり0.91ドルから4.4%増の0.95ドル。
・配当は11月15日時点で記録された株主に対し(11月14日権利落ち)12月11日に支払われる予定。
あれ、4.4%増配とは意外。
なぜ昨年より業績が落ちているのに昨年を上回る増配を発表したのか?
とここで思い出されるのが新型コロナ感染拡大下での配当。
この銘柄は原油価格暴落により巨額の赤字に転落した2020年、配当を維持、決して減配はしなかった。
一方巨額の利益を計上しても決して大幅な増配を実施しない。
つまり過去はともかくこの銘柄の現在の配当政策は”何より安定配当”、ということ。
そう考えると合点がいく。(って今さら気づくな、という話もあるが、、、(汗))
何はともあれこれで41年連続増配を達成したことになります。
ちなみに当方の場合購入金額ベースでの配当利回りは約7%。
増配を続けてくれるだけで十分、としなければバチが当たるかもしれません。
(連続増配のみを重視しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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