配当

2023年持株増配率一覧(2023年9月末時点)を公開します

早速ですが9月末現在の増配率一覧表を作成しました。

こちらは持株(米国株)の2019年以降の増配率と配当宣言日、連続増配年数をまとめた表となっており、現在21銘柄を保有している当方ですが、9月に増配タイミングを迎えた銘柄は通信大手のベライゾン コミュニケーションズ(VZ)とたばこ銘柄のフィリップモリス インターナショナル(PM)。

まずベライゾンですが、現地時間の9月7日に以下のとおり配当のお知らせをリリース。

・取締役会は本日、発行済株式1株当たり66.50セント(前期比1.25セント増)の四半期配当を宣言した。

・四半期配当は、2023年10月10日の営業終了時点における株主名簿上の株主に対し、2023年11月1日に支払われる。

・取締役会はこれで17年連続で四半期配当の増額を承認したことになる。

この銘柄のここ最近の増配率は?と言えば、毎年判で押したように5セントずつの増配を続けていたわけですが、今回も四半期ベースで1.25セント、つまり年間5セントの増配を継続することになりました。

増配率は逓減状態にある上に1.9%と低いとは言え今回の増配で17年連続増配を達成。

7%を超える高い配当利回りを考えれば定期預金的銘柄としてその役割は十分果たしていると言えます。

一方のフィリップモリスですが、現地時間の9月13日に以下のとおり配当のお知らせをリリース。

・フィリップ・モリス・インターナショナル・インク(PM)の取締役会は、同社の四半期配当を2.4%増額し、1株当たり年間5.20ドルとした。

・新しい四半期配当は1株当たり1.27ドルから1.30ドルとなり、2023年9月27日現在の株主名簿上の株主に対し2023年10月12日に支払われる。権利落ち日は2023年9月26日。

今回の増配率は2.4%ですが、ここ最近の増配率は以下のとおりとなっており2019年以降は5%を下回る増配率が続いている状況。

2018年:6.5%

2019年:2.6%

2020年:2.6%

2021年:4.2%

2022年:1.6%

2023年:2.4%

ただベライゾンと同様この銘柄も定期預金的銘柄。

連続増配を継続している限り手放すことはしないつもりです。

今さらですがインカムゲイン投資家の目指すところは配当の増加。

そして配当の増加をもたらすものは増配。

さらにその増加を加速させるものは増配率の増加。

インカムゲイン投資家にとって増配を継続してくれる上に前年の増配率を上回ってくれればこれ程嬉しいことはない。

もちろん高い増配率となった翌年にそれを上回ることは難しいし、その反対も言える。

ただこうやって表を作成してあれやこれや考えながら眺めていること自体が何より楽しいインカムゲイン投資家として、今後もこの作業を愚直に続けて行くつもりです。

そして「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」のアップデートとともに、この作業を続けることが銘柄選びのヒントになると信じています。

「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」をアップデートしました。(2023年9月末時点) 皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです定例の「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」のアップデートを行いました。 配当貴族銘柄とはご存じのとおり25年以上連続銘柄を...

これ、同じインカムゲイン投資家ならきっとわかっていただけるかと。

(過去の増配率のみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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