当方がインカムゲイン投資を行う上で注目している指標の一つ、それが営業キャッシュフローマージン。
PL(損益計算書)の利益と違い、お化粧がきかないこの数字を非常に重視しています。
そしてその数字の過去からのトレンドを見ることでさまざまな景色が見えてくるのです。
ということで、12月決算会社の2019年度決算もあらかた出ていますので、データのアップデートを行いました。
今回は飲料事業で永遠のライバル、コカ・コーラ(KO) vs ペプシコ(PEP)。
御覧のとおりコカ・コーラの圧勝状態。
今回ライバルとして取り上げたわけですが、厳密に言えばライバルではありません。
もちろんその理由はコカ・コーラが飲料事業にほぼ特化しているのに対して、飲料事業の他にスナック事業しかりシリアル事業しかり、ペプシコは以下のとおり事業の多角化を行っているから。
こちらはセグメント別の売上高と営業利益を並べたものですが、御覧のとおりペプシコにとって飲料事業は特に利益面(率)から見れば北米事業の中ではどちらかと言えばお荷物的存在。
ということで、コカ・コーラは当方がいつかは購入したい。
と思い続けているもののその人気の高さ、つまり配当利回りの低さゆえいまだに購入できないでいる銘柄。
但し、インカムゲイン投資家にとって重要な増配率、ということになると以下のとおり必ずしもこのマージンがそのまま反映されるわけではない。
ここが株式投資の面白いというか奥深いところ。
現在のコカ・コーラの配当利回りは2.8%。
残念ですが当分購入できそうにありません。
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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