早速ですが以下のとおり2024年7月末時点の米国株の実績を公開します。
評価(=含み)損益の表示は100%と表示されていれば時価は購入価額の2倍、200%であれば3倍になっていることを示しています。
ご覧のとおり時価総額合計(円)は112,901,028円、前月比マイナス1,589,570円と1.4%減となっています。
ちなみに月末ベースで3月以降1億円超えはキープしています。
円安に助けられているとは言え、これは配当に傾注し投資を続けて来た者としても嬉しい限りです。
尚、月末時点のドル円レートは153.06円と前月末の160.98円と8円近い円高となっています。
ということで、為替の影響を除いた真の姿を表すドルベースでの実績(株式の時価総額合計(ドル))の方は前月の711,210ドルに対し737,626ドルと3.7%の増加となっています。
ちなみに市場平均(S&P500)は前月比+1.1%となっており、久しぶりに市場平均を上回る結果となりました。(喜)
銘柄個々の動きは以下のとおり。
尚、7月に売却、購入した銘柄はありません。
22銘柄のうち前月に対し増加(株価が上昇)した銘柄が19に対し、減少(株価が下落)した銘柄はわずか3銘柄。
ギリアド・サイエンシズ、IBM、フィリップ モリス、そして珍しくソルベンタムが二ケタ増を達成。
そのソルベンタムですが、8月9日に上場後初となる決算となる2024年第2四半期決算を発表。
通期予想を上方修正し市場予想こそ上回ったものの、売上は前年同期比で数量はわずかに増加し0.2%の増収とほぼ横ばい。
そして売上総利益率の低下と、上場関連・スタートアップ費用計上による営業費用の増加、支払利息発生等により会計基準ベースで前年同期の1株当たり1.86ドルに対して0.51ドルと72.6%減。
また調整後1株利益も前年同期の2.44ドルに対し1.56ドルと36.1%減に終わっています。
さらにこの銘柄の場合、すでに「今後約24ヶ月間、債務の返済を優先する意向であり、現時点では普通株式の現金配当や自社株買いを行わない。」ことを決定したことをリリースしている。
ということで遅きに失した感は否めませんが(汗)、売却を決意した次第です。
今年から日本銘柄への投資をメインに本来の姿である優良配当銘柄への投資を再開しているわけですが、米国では8月2日に発表された7月の雇用統計において非農業部門の就業者数が市場予想を大きく下回り、失業率も悪化したことから景気後退懸念が高まりリスク資産からの逃避が鮮明になっています。
そして日銀が7月31日まで開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に引き上げる追加利上げを決定、さらにデータ次第で一段の調整があり得ると発言したこともあり、8月13日時点でドル=147円台と一気に円高が進んでいる状況となっています。
しかしたとえこの先株、そして為替がどんな相場になろうとも、インカムゲイン投資家として為替・時価を気にすることなく今後も業績、特に営業キャッシュフロー等の稼ぐ力が確かな優良配当銘柄への投資、そして保有を愚直にかつ淡々と継続する姿勢になんら変わりはありません。
(本リストを参考にしての銘柄選定にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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