12月18日に桶井道(以下”おけいどん”と言う)さんが5冊目の著書『普通の人のための投資: いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門』(東洋経済)を出版されました。
『普通の人のための投資: いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門』
おけいどんさんと言えば言わずと知れた、持病と闘いながら株式投資で資産を築き上げ、2020年に47歳で資産1億円+年間配当手取り120万円達成とともに約25年間のサラリーマン生活を卒業。
今年2024年にはその額を資産1.8億円+年間配当240万円にまで伸ばしています。
そしてアーリーリタイアまでの道のりとそのための投資について「今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術」を出版。
さらに「月20万円の不労所得を手に入れる! おけいどん式ほったらかし米国ETF入門」、「お得な使い方を全然わかっていない投資初心者ですが、NISAって結局どうすればいいのか教えてください!」、資産1.8億円+年間配当金(手取り)240万円を実現! おけいどん式「高配当株・増配株」ぐうたら投資大全と実に精力的な出版活動をされている方。
そのおけいどんさんの5冊目の著書はこれまでとは少々趣を変えた一冊であり、投資初心者でもお金が自然に増えていく「仕組み」の作り方に重点を置いています。
それも誰もが実践可能なやり方。
具体的には1日たった1,000円~1,500円の投資で資産5,000万円を作れる仕組み。
その投資法の特徴は以下のとおり。
1 忙しくてもできる
2 余裕資金がなくてもできる
3 損をする可能性をを極力排除
4 将来設計なんか考えなくていい
5 勉強することはちょっとだけ(本書だけ)
これを読んで「時間もかけず余裕資金がなくてもできる上にちょっとだけ勉強して5,000万円なんて、世の中にそんなうまい話があるわけない!」
と疑う方もおられるかもしれません。
とここで手前みそ的な話になりますが、2004年から本格的に投資を開始、2008年からインカムゲイン投資に軸足を置き2019年には目標であった年間配当収入300万円を達成しその後リタイア、現在資産は株式のみで1億円を超えている当方。
投資年数は20年を超え投資のベテラン、投資、特に株式投資に関してはそれなりの自信があった。
しかし本書を読み終えた今、自分の投資手法がいかに危ういものだったのかを痛感させられた。
さらにもし本書の投資法(含む:投資の種銭作り)に従い投資を実践していたら、はるかに短い期間と少ない労力で、しかもはるかに小さいリスク(つまりより高い再現性)で資産形成できていた、と言う衝撃の事実に気づいてしまった。
(ちなみに投資の種銭作りに節約はつきものですが、本書で節約に関するユニークなノウハウも学ぶ事ができます。)
さらに5,000万円+αを達成するための投資法についても具体的な商品をあげ紙面を割いてていねいに説明している。
ということで、本書は入門者・初心者をターゲットしているようですが、中上級者(だと思っている方)にも復習の意味で十分読む価値のある、いや自身の投資法を見直す上で必読の一冊に仕上がっており入門書の域をはるかに超えています。
ネットや書籍等投資に関するうんざりするくらい数多の情報であふれかえっている現代社会において、ビジネスパーソンや育児中の主婦(夫)をはじめ特に多忙な日々を送る方々に向け、投資で成功するための最短ルートを提供する良書。
それが本書だと確信しています。
(購入は以下からでも可能です。)
『普通の人のための投資: いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門』
(本書読了後の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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