当ブログ(旧ブログを含む)を読まれている方ならおわかりのとおり、当方は月末時点の損益を含む持株の時価情報を休むことなく公開し続けています。
その理由ですが、
株式投資ブログの信用はどこから来るのか?
を考えた時に、
それは受け売りの講釈や根拠のない上から目線の発言では決してなく、自らが投資し、その運用状況を正直にかつ継続的に公開することから得られる。
という信念からです。
言い方を変えればそれが投資ブログを運営し発言する人間の責任ではないか、と考えています。(悲しいかな必ずしもこれが人気にはつながらないのですが、、、)
特に株価が大暴落している時こそ、含み損が日々大きく増加している時こそ、自らの保有銘柄の状況をうそ偽りなく正直に開示することが何より重要ではないでしょうか。
通常は毎月一回開示している持株の保有状況ですが、いつもとは状況が違う、つまり歴史に残る暴落の嵐が吹き荒れている緊急事態ということで前回3月13日、16日、そして18日時点での状況を公開しました。
その時はこれまでの月末時点で最も時価総額が大きかった2018年12月末とを比較した結果総額で1,650万円、2,100万円が吹き飛んでいたわけです。
その後、死亡者数が中国を超えたイタリアを筆頭にコロナウィルスの嵐は特にヨーロッパ全土でさらにその威力を拡大、米国でも感染者が急速に増加し1万人を突破、感染拡大でレイオフ(一時帰休)や解雇の動きが強まり、失業保険の申請が急増しています。
そんな中現地時間3月20日には株価はダウで1,000ドル近い暴落となり、1万9173ドルで終えています。
ということで、今回は3月20日時点の時価との比較を行うことにしました。
御覧のとおり惨憺たるありさま。
3月16、18日時点では総額で約2,100万円が吹き飛んでいたわけですが、今回は更に損失が拡大、2,200万以上(22,638,605円)が吹き飛んでいる状況となっています。
特にロイヤル・ダッチシェルはその後若干の回復を見せていますが、6割も減少しているのが見て取れます。
どうです。
安心したでしょ。
資産状況公開の記事に毎回、以下の言葉があるのをお気づきでしょうか?
ただ当方以前から再三に渡り書いているように、現在評価額はあまり気にしていません。
そう、こんな悲惨極まりない状況にあっても、当方が目を向けているのは株価(時価)ではなくあくまで配当金。
どんなに時価総額が変動(減少)しようとも、配当金の方は毎月・毎年着実に積み上がっていく。
そして配当を再投資することによって、その積み上がり金額は着実に、雪だるま式に増加していく。
さらに毎年の増配によって積み上がりが加速されていく。
と書くと、
「いやいや、今回ばかりはそうとは言えないでしょっ。特に多額の配当をもたらしているロイヤル・ダッチシェルについてはもう市場は減配を織り込んでいるのを知らないの?」
っていう突込みが入りそう。
もちろん当方とてその可能性は百も承知。
しかしそうなったらそうなった時。
仮に今期ロイヤル・ダッチシェルが大幅な減配を実施し、今期の配当収入が大幅に減少してもその時はその時。
これまでよりも少なくなった配当金を愚直に再投資するだけ。
「今回の嵐が過ぎ去ればきっとまた元の状態に戻ってくれるはず。」
そう信じて。
(暴落時の運用状況後悔、じゃない公開にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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いつも楽しくブログを読ませていただいております。
私もロイヤルダッチシェルに投資を始めました。ところがここ最近の暴落により利回りは高くなっているものの追加投資をするべきか悩んでいます。
なおびとさんは、減配の可能性について、何パーセントくらいを見込んでますか?
あおばさん
コメントありがとうございます。
ロイヤルダッチシェルについて近々記事をアップしますのでそちらをご覧いただければと。
なおびとさん
ありがとうございます。
なおびとさんだけではなく、私も含めロイヤルタッチシェルをポートフォリオの大半に考えている人は多くいると思います。
非常に楽しみにしています。
よろしくお願い致します。
あおばさん
当方がブログ記事の最後に毎回書いているとおり、投資はあくまで自己責任の世界。
最後に判断を下すのはあくまで自分。なぜなら個人によって年齢、資産状況、家族構成、本業での収入等、全く異なるから。
つまりリスク許容度が異なるということ。
そこだけは腹落ちさせていいただきますよう。
正直者さんこんにちは
私は正直者さんの、「次は何を買おうかリスト」を見ながら銘柄を選んでいます。
これからは、「現在の被弾状況」を見ながら買うタイミングを計りたいと思います。
「次は何を買おうかリスト」(正直リスト)と「現在の被弾状況」(正直指標)投資法です。
失敗したら、(不良リスト)(不良指標)投資法と名前を変えたいと思います。
投資の手法は人それぞれですが、どんなやり方であれこの暴落を乗り越えていきたいですね。
そだおさん
当リストを参考にしていただいているようで作成の励みになります。
現在の被弾状況を見ながら、という独自の投資法を編み出されたのですね。
どんな方法であれ、自らが考えながら投資をするということが何より重要だと考えています。