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現地時間の3月4日、パソコン、携帯電話、家電等の量販店大手のベスト バイ(BBY)が第4四半期決算発表と同時に配当のお知らせをリリースしました。
その決算ですが、通期で売上が前期比4%減、そして会計基準ベースの1株利益は減損損失計上もあり25%減益と非常に厳しい決算となっています。

となれば正直減配さえしなければ十分、いや十二分という気持ちで内容を確認。
本日、ベストバイは取締役会において、通常の四半期配当金を1%増額し、(これまでの1株当たり0.94ドルから)0.95ドルとすることを承認したと発表しました。
四半期配当金は、2025年4月15日に、3月25日営業終了時点の株主名簿上の株主に対して支払われます。
前年が2.2%増配でしたから増配率を落としたこの銘柄ですが、当方にとってはサプライズ増配。
減配どころかまさか増配してくれるとは。
これで22年連続増配を達成。
もちろん過去の数字から見れば厳しい増配率となったことは明らか。
ただ事業柄、現在の業界の状況を考えれば増配を継続したこと自体に意味がある。
つまり会社としての株主還元に対する強い意志を見た。
もちろん以下今期予想が示すとおり、今年も逆風下にあることは明らかでありさらにトランプ関税が追い打ちをかけそう。

ただこの銘柄には耐える力がある。
有利子負債残高等、バランスシートの数字を見ながらそんな風に考えているところです。
(トランプ関税の影響をもろに受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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