実は当方、現在会社でのポジションは”窓際”。
但し、名刺の肩書が”窓際”と書かれているわけではありません。(当たり前)
会社によって違いはあるでしょうが、当方の会社の場合暗に窓際を表す肩書があります。
そして当方の肩書もその窓際の肩書というわけです。
これが一般社員であれば、ただ単に中高年の一般社員ということで埋没するというか逆にそれほど目立たないのですが、、、
一旦管理職になった場合、さすがに一般社員まで降格させると、また労働組合の組合員になってしまうしそうなれば先頭に立って会社批判などされた日にはたまらない、面倒なことになるしなー。
と会社側が思案した上で編み出されたのがこのポジションではないか?と勝手に推測しています。
でもちろん窓際ですから部下はいません。
部下がいないということは指示する人がいない。
ということになります。
指示する人がいない、
ということは基本すべて自分でやらなければならない。
ということを意味します。
窓際になったばかりの頃は、
「部下の面倒とか煩わしい人間関係とか一切関係なくなるし、こりゃーかえって好都合だ。」
などと思っていたのですが、必ずしも良い事ばかりではないことがわかって来ました。
人間50を超えると、老化現象が顕著になります。
これ、なってみないとわかりません。
まず目。
個人差はありますが老眼が進みます。
小さい字が見えなくなる。
そしてパソコン等IT機器の扱い。
目ばかりか手の方もだんだんとおぼつかなくなりますし、何より新しい技術の習得についていけなくなってきます。
日に日に進む老化と闘いながら基本一人で仕事を進めねばなりません、
指示が出せませんから。
パワポの作成など(内容はともかく)若い人がいろいろな技術をを使ってきれいに、短時間で作成できるのに対してこちらは悪戦苦闘、
などという状況に陥るわけです。
月日が経つにつれて、「やっぱり管理職の方が良かったのかな~。」という気持ちが出てきたのも事実。
しかし、
・日々の長時間勤務は当たり前、帰宅にあたっては常に上司の目を気にしなければならない。
・たとえ相手の言う事が間違っていたとしても上司へのおべんちゃらはかかせない。
・日中はほとんど会議で席にいないので、貯まった仕事は休出でカバーすることになる。
・部下の管理で日々煩わしい問題に巻き込まれてしまう。
そして何より、
・顔には疲労の色がありあり、、、
とそんな隣の若白髪(しらが)課長君の姿を眺めていると(髪があるだけでうらやましいが、、、)
あ~、やっぱり窓際ってプライドさえ捨てれば天国♪
と思ってしまうのでした。
そしてそんな風に思えるのも、
すべて配当収入のおかげ
ではないかと。
(窓際職就任にあたってはあくまで自己責任でお願いいたします。)
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