配当

AT&Tから配当受領 辛抱強く保有継続

通信大手のAT&T(T)から8月4日に配当を受領しました。

今回の配当ですが、前回同様1株当たり0.2775ドルとなっています。

直近の業績ですが、現地時間の7月23日に発表した2025年第2四半期決算は前年同期比で増収(+3.5%)増益(+5.9% - 特殊要因を除いた調整後1株利益ベース)。

さらに配当の源泉として注目のフリーキャッシュフロー(ディレクTV売却分を除く)は以下のとおり前年同期の40億ドルに対し44億ドルと10%増となっています。

そして今期2025年の通期見通しは、以下のとおりフリーキャッシュフローは前回見通しの160億ドル以上から160億ドル台前半に修正したものの、その他の項目は前回見通しを維持しています。

EBITDAとは

Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortizationの略で、税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益を指します。

国によって金利水準、税率、減価償却方法などが違うため、国際的企業の収益力は一概に比較することはできません。

その点、EBITDAはその違いを最小限に抑えて利益の額を表すことを目的としていますから、国際的な企業、あるいは設備投資が多く減価償却負担の高い企業などの収益力を比較・分析する際にしばしば用いられます。

(SMBC日興証券)

残念ながら今後の配当については、以前の発表で「当社は現在の普通株配当1株当たり年率1.11ドルを維持する予定である。」としており、当面増配予定はないようですが、今後3年間で少なくとも200億ドルを自社株買いに充てる計画を実行中。

また第2四半期の後払い携帯電話契約者数は40万1000件の純増となり好調を維持、そして金額的には21億ドルとまだまだ小さいとは言え、強化に取り組んでいる消費者向けファイバー売上は前年同期比18.9%という印象的な売上成長を記録しています。

ということで将来の増配再開に強く期待しつつ、引き続き辛抱強く保有を継続したい思います。

(何やかや言っても配当貴族銘柄から陥落した銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. メロリン より:

    AT&TはROIC<WACCが長らく続いていたので数年前に損切りしてしまいました

    • naobito より:

      メロリンさん
      おはようございます。
      AT&Tの場合、大減配&増配ストップの要因が投下資本を効率的に使用できていないことは明らかであり、売却はある意味正解なのでしょうねぇ。
      負債削減等、現在の状況は将来に向けかすかに光が見え始めたと言ったところでしょうか。

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