早速ですが、「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」のアップデートを行いました。
取り上げた銘柄は、連続増配年数が20年以上の銘柄。
2025年10月末時点の配当利回り順のリストが以下となります。
左から、銘柄名(コード)、連続増配年数、配当利回り、予想PER、PBR、株価となっており、連続増配年数が20年以上の銘柄の出典元は「ザイ・オンライン編集部 (2023年12月2日公開)」。
但し、例えば3月決算会社の場合は2025年3月期決算発表時に公表された直近の配当をベースに連続増配年数をアップデートしており、直近では6月決算会社で本決算を発表したドン・キホーテを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)の連続増配年数を21年から22年にアップデートしています。
配当利回り1位ですが、9月同様食品向け軽包装資材の専門商社の高速(7504)。
【特色】食品向け軽包装資材の専門商社。食品スーパー向けが約4割。東北と首都圏中心、西日本へ展開
【連結事業】食品容器42、フィルム・ラミネート21、紙製品・ラベル12、機械・設備資材・消耗材18、段ボール製品5、他2 <25・3>
【最高益】柱の容器がスーパー主体に西日本開拓、姫路・広島拠点フル稼働で好伸。ラミネート伸長、チャック袋等通販品や資材・消耗材堅調。販価改定で粗利改善。人件費や物流費増こなし営業増益。増配続く。
【商品力】デザイン性重視で小ロットの通販需要増に対応、自社商品開発を加速。社員への株式インセンティブ付与等人材投資を推進し、生産性向上や業務効率化図る。
【業種】 食品 時価総額順位 51/167社
【仕入先】エフピコ,福助工業,中央化学
【販売先】三菱商事パッケージング,カスミ
【比較会社】4994 大成ラミク,7947 エフピコ
(会社四季報より)
直近の業績ですが、10月31日に発表した2026年3月期第2四半期決算は、前年同期比増収(+11.8%)、増益(営業利益+8.9%、経常利益+9.2%、中間純利益+8.3%)と好調。
また、今期2026年3月期通期予想を据え置いたとはいえ、前期比で売上:7.0%増、営業利益:7.0%増、経常利益6.4%増、親会社株主に帰属する当期純利益:5.3%増を見込んでいます。
そして注目の今期2026年3月期の年間配当も修正はしなかったものの、2025年3月期の1株当たり54円に対し何と2倍以上の116円。
116円の内訳ですが、創立60周年記念配当として60円が含まれています。
ちなみに2021年3月期以降の配当性向は30%から33%のレンジでしたが、それが大盤振る舞いの記念配により、いきなり今期は62%とほぼ2倍に跳ね上がっている、
今期はともかく、来期以降もこの水準を維持できるのか?、というか維持するつもりなのか?
おそらく連続増配継続への意欲は相当高いと思いますし、西日本開拓は順調に進んでいるとは言え、当方としてはこのあたりがはっきりしないため、9月末時点同様現時点では投資対象として考えていません。
やはり購入対象としては値ごろ感も加味し、3位のみずほリース(株)(8425)か5位の三菱HCキャピタル(8593)といったところでしょうか。
以上、何はともあれ、本リストが皆様の銘柄選びの参考になれば幸いです。
(本リストを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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