今月12月の投資ですが、投資資金は円換算で約20万円の予定となっており、以前の記事で書いたとおり、
・引き続き3月から毎月愚直に購入を続けている全米に2,000以上の店舗を展開するアメリカ最大のディスカウントストアチェーンのターゲット(TGT)のさらなる買い増し
か、
・石油・ガス開発で産出された原油、天然ガス等の集積、処理、貯蔵、輸送を行うヘス・ミッドストリーム(HESM)への初投資
か、
で悩みましたが、ヘス・ミッドストリームを初購入しました。
ヘス・ミッドストリーム(Hess Midstream LP)は、多様なミッドストリーム資産を所有・運営・開発・買収し、会社及び第三者顧客にサービスを提供するミッドストリーム会社である。
事業内容
ノースダコタ州ウィリストン盆地のBakken及びThree Forksシェール層に位置する石油、ガス、及び産水処理資産を所有する。
集積セグメントには、天然ガスの集積・圧縮、原油の集積、産出水の集積・処分を所有するHess North Dakota Pipeline Operations LPとHess Water Services Holdings LLCが含まれる。
処理・貯蔵セグメントには、Tiogaガス工場、LM4合併事業への株式投資、Mentor貯蔵ターミナルを所有するHess TGP Operations LPとHess Mentor Storage Holdings LLCが含まれる。
ターミナル及び輸出セグメントには、Rambergターミナル施設、Tioga鉄道ターミナル、原油貨車、Johnson’s Corner Headerシステム、及びその他ダコタアクセスパイプライン(DAPL)接続を所有するHess North Dakota Export Logistics Operations LPが含まれる。(楽天証券より)
一番の購入理由は配当利回り。
購入時の利回りは8.3%と驚異の8%超えとなっており、長きに渡り保有しているアルトリアを上回り保有銘柄では最高の利回り銘柄となります。
さらに増配率。
ここ最近の増配率も以下のとおり2023年は10%を下回りましたが、それでも9%近い増配率となっており、2023年以外は10%超えとなっており見事と言うしかない。
さらに今期2025年も増配を続けている。
もちろん高配当には必ず訳、というか懸念点がある。
その懸念点とは配当余力。
以下のとおりここ最近の配当性向は100%を超えており、無理をして配当・増配していると言わざるを得ない。
とここまでは以前の記事で書いた内容と同じ。
上記の配当性向は通常、つまりPLベースでの配当性向であり、1株配当を1株利益で割った数字となっているわけですが、キャッシュフローベースではどうか?
こちらは2022年から2024年までの推移となりますが、御覧のとおり数字は高いもののキャッシュフローベースでは100%を超えていない状況となっています。
さらに12月9日には2026年の通期見通しを開示。
調整後EBITDAを2025年とほぼ横ばいの12億2,500万ドル~12億7,500万ドルになると見込んでいる。
EBITDAとは
Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortizationの略で、税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益を指します。
国によって金利水準、税率、減価償却方法などが違うため、国際的企業の収益力は一概に比較することはできません。
その点、EBITDAはその違いを最小限に抑えて利益の額を表すことを目的としていますから、国際的な企業、あるいは設備投資が多く減価償却負担の高い企業などの収益力を比較・分析する際にしばしば用いられます。
(SMBC日興証券)
そして2026年から2028年の長期見通しにおいては、2026年比で2028年まで純利益と調整後EBITDAが年率約5%増加、調整後フリーキャッシュフローが2026年の水準から2028年まで年率約10%増加すると予想している。
よって今後仮に増配をストップしたとしても、現在の配当を維持してくれるのであればそれで十分。
というか、減配の可能性は低いのではないかと考えています。
もちろんリスク分散の観点から今後買い増しを続けるにしても上限は株式資産総額の2%までとするつもりです。
最後に書き忘れましたが、ヘスには他の銘柄にはないグリコのおまけ的な大きな魅力があります。
それがこの銘柄が現状四半期ごとに増配を実施していること。
これにより何がうれしいかって、ブログ記事のネタが確実に増えること。つまり四半期ごとに増配の記事が書けるわけでして、、、(実はこれがグリコのおまけ同様一番うれしかったりする、、、(汗))
(配当利回りが8%超えかつ配当性向が100%超えの銘柄への盲目的投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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