配当

エンブリッジより配当受領 増配率3%でも保有継続の理由(2026年3月)

3月4日に原油や天然ガスのパイプラインの運営等を行い、カナダに本拠を置くエネルギーインフラ企業のエンブリッジ(ENB)からの配当金を受領しました。

エンブリッジ(Enbridge Inc)はエネルギー輸送・配給会社である。

【事業内容】

5つのセグメントを通じて事業を展開する。

液体パイプラインセグメントはカナダと米国にあるパイプラインとターミナルから成り、各種等級の原油やその他の液体炭化水素を輸送・輸出する。

ガス輸送及び中流セグメントは、カナダと米国における天然ガスパイプラインと集荷・処理施設への投資で構成される。

ガス配給・貯蔵セグメントは、天然ガス事業から成る。

再生可能エネルギー発電セグメントは、風力発電、太陽光発電、地熱発電、廃熱回収、送電設備への投資で構成される。

エネルギーサービスセグメントは、現物商品販売、物流サービス、エネルギーマーケティングサービスを提供する。

同社はエイトケンクリークガス貯蔵施設とエイトケンクリークノースガス貯蔵施設を所有する。

(SBI証券より)

今回の配当ですが、すでに現地時間の12月3日発表のとおり前回の1株当たり0.9425カナダドルから3%増配の0.97カナダドルとなっていますが、支払いはカナダドルではなく米ドルとなっており、他の証券会社はわかりませんが、SBI証券の場合今回は1株当たり0.706977米ドルの支払いとなっています。

ちなみに前回12月支払い時の配当は0.673231米ドルであり、カナダドルベースでは3%増配でもドルベースでは5%増とレートの変動(今回は米ドル安)によって配当が増加しています。

まあこれは米国株でも状況は同じわけですが、米ドル⇒円ではなく、カナダドル⇒米ドル⇒円と2クッション(?)入るところが違いと言えます。

米国株とのもう一つの違いと言えば外国源泉税率。

ご存じのとおり米国株の場合は通常10%の源泉税率(※フィリップ モリス インターナショナル(PM)のような海外売上比率の高い一部銘柄等を除く。)ですが、カナダ株の場合は基本15%であり、仮にNISA枠で購入した場合には外国税額控除の申請ができませんので5%分手取りが目減りすることになります。

ということで、米国株以外の銘柄を購入する場合には事前にこれらの違いを考慮した上で投資する必要があります。

またこの銘柄の増配率は2021年以降判で押したように3%前後の(低)増配率となっている。

但しこの銘柄は、北米大陸全域の顧客と新規市場にガス、原油、再生可能エネルギーを供給できる大規模な既存事業基盤を持つ唯一の企業という絶対的な強みがある。

またパイプライン運営という事業柄バフェットがいう所の”経済的な堀がある”企業と言える。

具体的には原油・天然ガスの輸送手段としてパイプラインがあるわけですが、通常パイプライン設置には行政の認可が必要であり簡単には取得できない。そして例えばある地域で複数の会社が十分な利益を見込めない場合には実質的に1社独占となるわけで、高い利益を享受できる可能性が高い企業と言える。

ということで、たとえ増配率を低くとも、実質(購入単価ベースでの)配当利回りが6%近い上に31年連続増配を続けるこの銘柄の保有継続に迷いはありません。

(何やかや言っても配当支払をフリーキャッシュフローでまかなえていない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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