投資成功のヒント

「次は何を買おうかリスト(米国配当貴族銘柄編)」をアップデートしました。(2026年4月末時点) 皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです

定例の「次は何を買おうかリスト(米国配当貴族銘柄編)」のアップデートを行いました。

配当貴族銘柄とはご存じのとおり25年以上連続銘柄を続ける企業のこと。

そして取り上げた銘柄は、S&P500配当貴族指数を構成する銘柄。

すなわち、

① S&P500指数の構成銘柄であること

② 25年以上、連続で増配していること

③ 時価総額が30億米ドル以上であること

④ 1日当たりの平均売買代金が500万米ドル以上であること

尚、今回今回新たに追加、削除した銘柄はありません。

まずこちらは配当利回り順のリストとなります。

1位はこれまで不動の1位だったたばこ銘柄のアルトリア(MO)に代わり前月2位だった食品・飲料・医薬品向けの世界最大級の包装メーカーアムコア(アムコー)(AMCR)。

今回の入れ替わりはアルトリアの株価上昇とアムコア(アムコー)の株価下落の結果がもたらしたものですが、決して褒められたことではないにせよ今後も熾烈な1位争いを繰り広げるのでは?と推測しています。

続いて紹介するのがこちらのリスト。

こちらはトータルリターン(10年)が市場平均(SP500)に連動する代表的なETFであるVanguard S&P 500 ETF(VOO)のトータルリターン15.22%を超える銘柄のみをピックアップしています。

トータルリターンとは

トータルリターン(Total Return)とは、一定期間内に投資商品への投資から得られる総合収益を指します。

これにはキャピタルゲイン(譲渡益)だけでなく、再投資された分配金(インカムゲイン)などが含まれます。

こうした利益の合計額を投資コスト(購入価格)で割ってパーセンテージで表すことが多く、総収益率ともいいます。

トータルリターンは、投資信託の運用成績を表す際に用いられます。

分配金を全て再投資したと仮定し、ある一定期間の分配金込みの基準価額の騰落率を年率で表します。

(SMBC日興証券HPより)

全10銘柄を見ると相変わらず高配当と高成長は両立しない、というセオリーを垣間見ることのできるリストとなっていますが、唯一の例外が毎度毎度お馴染み、配当利回りが3.4%のバイオ医薬品会社のアッヴィ(ABBV)。

直近の決算ですが、現地時間4月29日に発表された2026年第1四半期決算は前年同期比で増収(+12.4%)・増益(+7.7% ー 調整後1株利益)。

また注目の2026年通期見通し(調整後1株利益)は、前期比42%増の14.08ドル~14.28ドルとしています。(尚、これまでどおり見通しには、買収した仕掛研究開発費および今後2026年に発生する可能性のあるマイルストーン費用の影響は含まれていません。)

そしてロブ・マイケルCEOは、

「当社は有望なデータを生み出し、開発のあらゆる段階にある多数のプログラムを前進させています。パイプラインの進捗状況と強固な事業基盤により、アッヴィは長期的な力強い成長を遂げる態勢を整えています。

と述べており今後に変わらぬ自信を示しています。

それにしても相変わらずアッヴィ以外に配当利回りが3%を超えている銘柄はないわけで、やはりいいとこ取り、つまり、

25年以上連続増配を継続しつつ利回りが高いにもかかわらず、株価も市場平均を上回って上昇している銘柄はなかなか存在しない。

という厳しい現実を表すリストとも言えるのではないでしょうか。

ただそんな中でもこうやって毎月リストを愚直にアップデートすることで、連続増配+株価上昇+高利回りのいわゆる二兎取りならぬ三兎取り銘柄に新たに出会える日が来る、と信じています。
インカムゲイン銘柄のパフォーマンスが市場全体のそれに劣後することを否定する気は毛頭ありませんが、いかなる相場環境にあっても長きに渡り増配を継続してきた銘柄が特にシニア投資家に安心感を与えていること、これだけは確かです。

何はともあれ本リストが皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです。

(本リストを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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