決算発表

ギリアド・サイエンシズの2026年第1四半期決算 実績〇、対市場予想〇、通期見通し赤字転落 =(でも) 保有継続

バイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)が現地時間の5月7日に2026年第1四半期決算を発表しました。

概要は以下のとおり。

売上は前年同期比で4%増。

売上の明細は以下のとおり。

新型コロナ治療薬のVeklury(レムデシビル)が前年同期比で52%減少したものの、HIV感染予防にも使用される経口薬「Descovy」の売上高が38%増の8億700万ドルとなったことを含め、主力のHIV(エイズ治療薬)が10%増加、また乳がん等治療薬が37%増加したこと等により、製品売上は前年同期比で5%の増収となり、Veklury(レムデシビル)を除く売上は8%の増収となっています。

また昨年米国で年2回の注射薬として発売されたHIV予防薬イェズツゴ(Yeztugo)の売上高は市場予想を上回る1億6,600万ドルとなり、今期売上高見通しを、従来の8億ドルから10億ドルに上方修正しています。

次に利益ですが、1株利益(潜在株式調整後)は1.61ドルと前年同期比55%増となりましたが、これは主に株式の未実現利益の増加、製品売上の増加、買収した仕掛研究開発費の減少によるものであり、特殊要因を除く調整後1株利益は主に製品売上の増加、買収した仕掛研究開発費の減少により2.03ドルと前年同期の1.81ドルに対し12%増となっています

そしてアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上、調整後1株利益共に予想を上回っています。

最後に注目の今期2026年の通期見通しですが、以下のとおり製品売上は前回見通しを4億ドル引き上げたものの、利益は前回見通しの1株利益:6.75ドル – 7.15ドル、調整後1株利益:8.45ドル – 8.85ドルから一転、1株利益、調整後1株利益ともに赤字転落予想としています。

その理由ですが、細胞療法企業のArcellx, Inc.、自己免疫疾患治療薬開発企業のOuro Medicines, LLC、および抗がん剤開発企業のTubulis GmbH3社の買収に関連する資金調達費用及び買収に伴う知的財産権および研究開発費計上により115億ドル、1株当たり約9.50ドルが減額されるため。

以上、第1四半期は好調だったものの、問題は赤字転落とした通期見通し。

もちろんその理由は上記のとおり3社買収による巨額費用発生のわけですが、問題はこれら3社が開発中の製品が果たして”もの”になるか。

こればかりはある意味神のみぞ知るところのわけですが、リスクを取らずしてリターンなし。

(現在主力となった)エイズ治療薬やC型肝炎治療薬での成功体験を持つこの会社の先見力に期待したいと思います。

ということで、

実績〇、対市場予想〇、通期見通し赤字転落 =(でも) 保有継続

とします。

(相変わらずHIV(エイズ)治療薬におんぶにだっこ状態の銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です