当方が勤務する会社は新潟県の地方都市に本社を構えているわけですが、ここ最近特に若者が会社を辞めるという情報に接する機会が増えてきました。
もちろん現在はいまだ新型コロナウィルス流行の真っただ中であり、昨年までと比べると離職のペースは落ちたようですが、つい最近も同じフロアの、それも管理職が退職し東京での生活をスタートする、と聞いた時にはさすがに驚きを隠せませんでした。(しかも家族持ち。)
そんな今でこそ特に若者の間で転職が当たり前になりつつある日本ですが、欧米に比べればまだまだ。
少々前の話となりますが、当方が英国、さらに米国に駐在していた時には転職は当たり前、という実態をまざまざと見せつけられ日本との違いを肌で感じたものでした。
自分のキャリアプランやワークライフバランスとギャップがあれば、即行で、それも何の躊躇もなく辞めてしまう。
そんな人間を何人も目にしたものでした。(もちろんクビになる人間もいましたが、、、)
そしてそれは現地採用されている日本人従業員もまったく同じでした。
ただ転職にはパワーが必要です。
そして大きなリスクを伴います。
もちろん優秀な人材であれば引く手あまたでさほどのパワーは必要ないのかもしれませんが、当方のように田舎の地方都市で会社数が限られているような場合、転職のハードルは格段に上がる、と言わざるを得ません。
って言うと、
「いやいや、それは言い訳でしょ。たった今あなたの会社で転職した管理職は東京に新たな働きの場を求めたんでしょ?それも家族持ちで。」
という突込みが入りそう。
全くそのとおり。
返す言葉がありません。
当方がこれまでどんな不遇な状況(つまり窓際)に置かれようと、散々会社に文句があろうと転職しなかったのはひとえに自身の能力と根性のなさゆえ。
ただこの年になればもはやこれまで。
このままこの会社に骨をうずめることは確実。
「人生の活動時間の大半を占める会社生活を不完全燃焼、失意のままで終わるなんて。それじゃああまりにむなし過ぎない?」
そう、見方によってはそうかもしれません。
ただ世の中のすべての人が転職できる、そして新たな会社で成功できるわけではない。
いや、特に地方ではむしろ一つの会社で定年まで勤め上げる人の方が多いのではないでしょうか?
そんな人間、特に出世という意味で成功できなかった多くの人間にとって救いとなるのが株式投資ではないか?
米国株への投資に傾注し、10年あまりを過ぎた今心の底からそう思います。
余剰資金を捻出し愚直に株式に投資、さらに配当を再投資することでより多くの配当と資産を構築していく。
そしてそれらの増加を確実に実感できる。
これがどれだけ自身の心の支え、救いとなって来たことか。
もしあなたが現在の会社での境遇等に不満がありつつも転職する根性も能力もないのであれば、いやそんな人ほど株式投資をすることを強くお勧めします。
それはあなたの資産形成の強力な味方となってくれる以上に、あなたの人生においてなくてはならない素晴らしい存在になってくれることは間違いありません。
(転職の決定及び資産形成の実施にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おはようございます。
当方は一回転職していまして、新卒で入った会社を2年経たずして辞めています。
新卒の時は丁度ソシャゲバブルの時だったのですが、辞めるときはリワード広告の規制[1]が入り広告を打てば打つだけDAU[2]が増えていえーいという時代じゃなくなったんですよね。
[1] https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20140615-00036401/
[2] https://yuranhiko.hatenablog.com/entry/Game_KPI/001
基本無料でユーザーをかき集めて何割かが課金ユーザーになってくれることを期待するビジネスモデルです。
(よくよく考えるとこれSaaS[Software as a Service]ならぬOGaaS[Online Game as a Service]とも言えなくはないですね。)
ビジネスモデルの根幹の一つが崩れたということで転職しました。(やめた当時はこのままやと給料上がれへん、ということしか考えてませんでしたが)
こういう経験があってか株式投資するときにどのような強みがあるのか、そして成長余地はあるのかということも考えるようになりましたね。
そういうことでポートフォリオの銘柄入れ替えを企む昼下がりでした。