日本株投資での失敗を機に2008年にADRを含む米国株投資へと舵を切り2022年の途中まで米国株メインに投資を続けて来た当方ですが、目標資産額(というか厳密に言えば年間配当収入300万円)を達成したこともあり、その後は日本株への投資を再開しています。
その結果昨年末時点の国別のポートフォリオは以下のとおりとなっています。

御覧のとおり日本株への投資を再開したとは言え、いまだ米国株が90%を超えている状況。
では、この先の投資をどうすべきか?
投資のセオリーに従う、すなわちファイナンス理論から言えば世界市場ポートフォリオがリスクに対するリターンが最も高い投資法である。
つまり経済学的にもっとも正しい投資法は世界市場全体への投資。
ということになる。
そして世界市場全体の投資でベンチマークとなっているのが、日本を含む先進国および新興国の株式等に投資を行うモルガンスタンレー社が提供するMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス。
その国別のポートフォリオですが、このインデックスの値動きに連動する投資成果をめざす三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、いわゆるオルカンの直近(2024年11月29日時点)ポートフォリオは以下のとおり。

米国が66%と1国で6割を超え以下日本5%、英国3%と続いている。
このオルカンと比べた場合当方のポートフォリオは、
・米国株への投資が91%と高すぎる
・日本株への投資割合が8%と高すぎる
・日米株以外の投資割合が1%と低すぎる
よって、
日米株以外の国々への投資割合を高めるリバランスが必要。
ということになります。
ただ株式投資は確率のゲームであり、絶対はない。
これが株の魅力でもあるわけで、目標資産額(配当額)を達成した今だからこそ必ずしも経済学的に最適な投資法に従う必要はないと思っています。
その結果仮にインデックスを下回ったらあらためて平均の偉大さを潔く認めればよいし、運よく上回れば祝杯をあげればよい。
そうやってこれからの投資人生を楽しみたいと考えているところです。
(目標資産額到達前のファイナンス理論を無視した投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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